岡山大学R&D Showcase
2024-12-10 05:47:12

岡山大学R&D Showcase初開催:地域連携とイノベーションの新たな一歩

岡山大学R&D Showcase初開催



2024年12月3日、岡山大学津島キャンパスにて初めての「岡山大学R&D Showcase」が開催されました。このイベントは、大学と地域及び産業界との新たな連携を築くための場であり、およそ300名の来場者が訪れる賑わいを見せました。

イベントの目的と内容



岡山大学の研究・イノベーション共創機構産学官連携本部が主催した本イベントは、これまでの「知恵の見本市」をリニューアルしたもので、研究者や学生が自身の研究成果をアピールする機会として設けられました。69のブースが設置され、研究者たちはさまざまな研究シーズや取り組みをポスターや実物を用いて発表し、来場者から多くの意見や質問を受けました。

開会の挨拶を行った那須保友学長は「岡山大学は地域にとって身近な存在でありたい」と語り、来場者と大学との新しいセレンディピティの創出を期待しました。また、特別講演として西田陽介教授が「イノベーションと地域活性化を目指す企業経営」のテーマでお話をされ、イノベーションの重要性と地域ブランド向上に向けた企業との連携の重要性について強調されました。

受賞者の発表



イベントの一環として優れた発表を選ぶ来場者投票も行われ、最優秀賞には「トポロジカルクラスタリングに基づく3次元空間認識と自律移動ロボットへの応用」が選ばれました。また、優秀賞には「手間いらずの耕作放棄地利用を目指す『野良イネ』の開発」などが選ばれ、最優秀学生賞には進化的アルゴリズムによる高周波デバイスの設計が受賞しました。表彰式では、那須学長が受賞者を激励し、彼らの研究が社会にとっても価値あるものであるとの言葉を贈りました。

参加者の感想



参加者からは「多彩な研究展示に感心した」「岡山大学が地域活性化に取り組んでいる姿勢を感じた」といった声が寄せられ、特に企業側からは「技術コラボレーションの可能性を感じた」といった反響があり、好評を博しました。

今後の展望



開催の背景には、「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業」や「地域中核大学イノベーション創出環境強化事業」があり、これは岡山大学が地域社会との繋がりを深め、新たな価値の創出を目指す取り組みの一環です。今後も岡山大学は地域と産業界との連携を強化していく方針です。

このようなイベントは、地域社会だけでなく、日本全体のイノベーションの促進にも寄与する期待があります。岡山大学の取り組みを引き続き注目していきましょう。最終的に、当日掲示されたポスターは後日研究・イノベーション共創機構で公開予定ですので、興味がある方はぜひチェックしてください。



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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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