データ活用強化
2024-10-17 17:21:11

インテックとdotDataが金融 секторでのデータ活用を強化するための協業を開始

人工知能(AI)技術の進化により、企業はデータの利活用をさらに加速させていますが、特に金融機関においては、その可能性が大いに期待されています。最近、株式会社インテックとdotData,Inc.は、金融業界における業務効率化や生産性向上を図るため、協業を開始したことが発表されました。この取り組みは、AIを駆使したデータ分析によるデジタルトランスフォーメーション(DX)を目的としています。

協業の背景
データの利活用は、もはや企業の成長に欠かせない要素です。特に金融機関では、クラウドやスマートフォンアプリといった様々なチャネルを通じて獲得した顧客データを有効に活用する動きが加速しています。これに伴い、インテックは「fcube」という金融機関向けソリューションを提供し、データの蓄積や管理、そしてその活用を促進してきました。

一方、dotDataは、特徴量の自動生成・抽出を行う独自技術を活用し、誰でも簡単にデータ分析ができる環境を整えることを目指しています。これにより、専門知識を持たない業務部門でもデータからインサイトを得て、効率的な意思決定が可能となります。

新たな取り組み
インテックとdotDataの協業では、いくつかの具体的な施策が予定されています。その一つが、インテックの「fcube」とdotDataのデータ分析ツール「dotData Insight」の連携です。これにより、金融機関の営業やマーケティング部門は、業務に特化した分析テンプレートを利用することで、より効果的なデータの可視化と解析が可能となります。

さらに、dotDataによって生成されたデータの特徴量は「fcube」に還元され、担当者が閲覧できる仕組みが整えられています。これにより、顧客の行動の変化などに応じた迅速な意思決定が期待されるのです。

今後の展望
両社は、金融機関のデータ利活用をより一層促進するため、ユースケース別の分析テンプレートや新たな特徴量の抽出を進めていく考えです。また、今回の協業を契機に、金融機関だけでなく多くの企業がデータを有効に活用できるよう、さらなる技術革新とサービス提供に努める方針です。
日本で長年にわたり培われてきたインテックのノウハウと、アメリカのdotDataがもたらす最新のAI技術が融合することで、金融業界に新たなソリューションがもたらされることに期待が寄せられています。特に、データの民主化が進む中、これまで専門知識が必要だった分析業務が誰でも手軽に行えるようになることで、企業の意思決定はより迅速かつ的確に行えるようになるでしょう。

最終的には、インテックとdotDataによる協業は、業界全体に革新をもたらすことを目指しており、今後がますます楽しみです。


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会社情報

会社名
TIS株式会社
住所
東京都新宿区西新宿8-17-1住友不動産新宿グランドタワー
電話番号
050-1702-4071

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