三和物産、親子の絆を深める書棚を設置
石川県金沢市に本社を構える三和物産株式会社が、渋谷ヒカリエ8階にあるシェア型書店「渋谷〇〇書店」に特別な本棚を設けることを発表しました。この本棚は「はじめての親孝行」をテーマにし、2024年10月1日から2025年3月31日までの期間設置されます。親孝行について考えたい方々に向けた書籍が揃い、親子のコミュニケーションを促進することを目的としています。
親子間のコミュニケーションの重要性
三和物産は葬祭用品メーカーとして1958年に創業以来、多くの人々が「お別れ」に向き合ってきた歴史があります。その中で、「もっと親と話をしておけばよかった」という声が多く寄せられています。このような経験から、当社は親子間のコミュニケーションの重要性に気づき、様々な取り組みを行ってきました。これまで大人の親子に向けた「紡ぐノート」を企画し、その販売を通じて親子の関係を深めるきっかけを提供してきました。
書棚の内容と設置の経緯
今回の本棚は、渋谷〇〇書店の「誰でも本屋になれる」というコンセプトに基づき、社員のアイデアを反映したものです。「親孝行をしたいけれど、何をすればいいかわからない」という方に向けて、多様な書籍を提案し販売する意義があります。この取り組みは、親子の対話を促し、より深い絆を築く手助けとなるでしょう。
渋谷〇〇書店の概要
本棚は渋谷〇〇書店に設置されますが、このシェア型書店の特徴として、営業時間や取扱商品が限定されている点があります。営業時間は12:00から18:00で、公式SNSで営業日を確認することができます。新刊書籍は扱っておらず、現金での取り扱いのみとなっていますので注意が必要です。
大切なコミュニケーションの場
三和物産は今後も様々な活動を通じて親子間のコミュニケーションを促進し、「つながりが実感できる新たな別れのカタチ」を提案していく方針です。死生観のリデザインを目指し、社会における死や別れについての考え方を変える取り組みを継続していきます。
この新たな本棚の設置は、親子の絆を深めるための重要なステップです。「はじめての親孝行」を通じて、親子での会話や思い出を増やしていくことが期待されています。これを機に、多くの親子が心温まるコミュニケーションを楽しむことができるでしょう。ぜひ渋谷〇〇書店を訪れ、素敵な書籍を手に取ってみてください。