AI機能の開発がもっと手軽に!リプラの新サービス「LLM Box」について
最近、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)が急務とされ、特にAI機能の導入が注目されています。リプラが新たに提供する「LLM Box」は、こうしたニーズに応える開発パッケージとして、生成AIを短期間で低コストに導入できる環境を整えています。
LLM Boxの背景
リプラはこれまで、企業向けのSaaSや業務システムの開発支援サービスを提供してきました。近年、業務システムにAI機能を追加したいという企業からの問い合わせが増え、特にChatGPTのような大規模言語モデル(LLM)を活用した開発に対する需要が急速に高まっています。
しかし、LLMを活用することは簡単ではありません。開発にあたっては、複雑なインフラの設計やAPI接続、ベクトルDBの運用など、さまざまなハードルがあります。こういった課題を解決するために、リプラが開発したのが「LLM Box」です。
LLM Boxの特徴
「LLM Box」は、業務システムやSaaSプロダクトに生成AI機能を組み込むために必要な要素をあらかじめ実装したパッケージです。具体的な特徴は以下の通りです。
1. パッケージ化された開発要素
「LLM Box」には、オープンAIのAPI接続や、WaviateやQdrantなどを利用したベクトルDBの初期構築、RAG構成の検索応答システムの実装、学習用データの前処理など、AI開発のためのさまざまな要素が標準装備されています。
2. 短期間での開発
通常は1~2ヶ月かかってしまう初期開発フェーズが、最短2週間で完了できるため、迅速にAI機能を試すことが可能です。これにより、「まず試してみたい」と思う企業のサポートにも力を入れています。
3. 拡張性と柔軟性
「LLM Box」はパッケージベースのセミスクラッチ開発を採用しているため、カスタマイズや機能追加が容易です。初期のPoCからスムーズに本番導入へと移行でき、AIの活用が持続可能なものとなります。
LLM Boxの活用イメージ
この新サービスを利用することで、以下のような事例が考えられます。
- - 社内業務マニュアルをもとにした「AIチャットボット」の構築
- - 専用データを学習させた「AI検索システム」の導入
- - 問い合わせ対応を自動化する「FAQ応答AI」の開発
- - 営業支援のための「議事録要約AI」や「ドキュメント生成」など。
これにより、業務効率が大幅に向上し、サービスの価値が高まることが期待されます。
お問い合わせ先
AI機能の導入を検討している方は、ぜひリプラに問い合わせてみてください。
会社概要
企業成長のためのデジタル共創パートナーとして、リプラは様々な支援サービスを展開しています。これからのビジネスに不可欠なAI機能を「LLM Box」で一緒に実現してみませんか?
会社名:株式会社リプラ
所在地:東京都渋谷区神宮前6丁目23番4号 桑野ビル2階
設立日:2022年11月2日
代表取締役:張田谷 凌央
URL:
https://ripla.co.jp