サッポロビール、越境サーキットでキャリア開発を推進
サッポロビール株式会社が新たなキャリア開発を目的に、インタラクティブで異業種交流型のオンライン研修『越境サーキット』を2025年度に導入します。これは、エンファクトリーが提供するプログラムで、他社の社員と協力しながら、ベンチャー企業の実際の課題解決に取り組む内容です。このプログラムを通じて、参加者は新たな視点を獲得し、組織全体にプラスの影響を及ぼすことを目的としています。
プログラムの背景と目的
サッポロビールは、40歳以上の社員を対象としたキャリア開発研修として『越境サーキット』をトライアル導入しました。従業員が他社との交流を通じて自己理解を深めることで、新規事業に挑戦する意欲を高める狙いがあります。この取り組みは、継続的な成長を求める組織文化の醸成にも寄与すると考えられています。
越境サーキットの全体像
越境サーキットは、まず参加者が異業種のチームと協力し、ベンチャー企業のリアルな課題に対してヒアリング、仮説設定、提案を行う三ヶ月にわたるプロセスです。ルールとして、各参加者は自らの強みや弱みを理解し、他者との対話を通じて自己認識を深めることが求められます。
このプログラムには、特別なアセスメントツールである『変身資産アセスメント』が活用され、参加者は自分の「心のアクセル」と「心のブレーキ」を可視化します。これにより、自分の特性に沿った役割を理解し、チームとしてのパフォーマンスを最大化することを目指します。
2つの越境の経験
参加者は、他社の従業員と共同作業をすることで、二つの越境体験を得ることができます。一つは、異業種のメンバーとのコラボレーション、多様な視点を持つチームでの学びが行われます。もう一つは、スタートアップ企業の直面する課題への挑戦です。
プログラムの一環として、現場で実際に直面している経営課題を扱うことにより、経営者の視点にも触れる機会が提供され、参加者はより広い視野を持つことができます。
参加者の生の声
参加者からのフィードバックも積極的に集められており、心理的安全性の高い環境が自分の意見を自由に言えることの重要性を実感させています。一方で、他者の意見を尊重することが成功につながると学んだ事例も報告されています。例えば、参加者の嶋田康太郎さんは、心理的安全性が確保された環境の中で、率直に意見を交わし合うことができたと述べています。
2025年度プログラムの展望
越境サーキットは、ますます多くの企業から注目され、2025年度も多くの企業が参加を計画しています。イノベーションを促進し、新たな学びと交流を通じて、企業の越境活動をバックアップし、参加者が自身のキャリアを描く手助けをします。
このプログラムに参加することで、あなたも新たな挑戦に踏み出し、キャリアの幅を広げてみませんか?
お問い合わせ
『越境サーキット』についての詳しい情報は、エンファクトリーの公式ページをご覧ください。詳細な参加方法やプログラム日程が記載されています。公式ページへのリンクは
こちらです。