高齢化社会におけるケアマネジメントの革新:次世代ケアマネジメント研究会メゾ分科会開催
日本の高齢化は加速し、高齢者の介護や生活支援のあり方が社会全体の課題となっています。そうした中、従来の枠組みにとらわれず、AIなどの技術革新や新たな社会概念を積極的に取り入れ、未来を見据えたケアマネジメントのあり方を模索する動きが活発化しています。
この課題に真っ向から取り組んでいるのが、「次世代ケアマネジメント研究会」です。制度や職種、専門性を超えた幅広い視点から、国際的な潮流も踏まえつつ、次世代のケアマネジメントのあり方を研究・発信することを目的として設立されました。
メゾ分科会:地域社会の持続可能性に焦点を当てた議論
研究会の中でも特に注目されているのが、メゾ分科会です。この分科会では、地域包括ケアシステムや地域共生社会の構築、そして持続可能な社会の実現に向けて、自治体関連の課題に重点的に取り組んでいます。地域の体制整備や持続可能性を確保するための具体的な方策を議論し、実践的な提案を行うことを目指しています。
9月13日開催:協同労働と地域包括ケアの可能性を探る
今回開催されるメゾ分科会では、「協同労働と地域包括ケア」をテーマに、活発な議論が展開されます。行政、法律、キャリアという3つの異なる視点から、地域包括ケアにおける協同労働の可能性を多角的に検討します。
豪華ゲスト講師陣
今回の分科会には、各分野の第一人者である3名のゲスト講師が登壇します。
水野嘉郎氏(厚生労働省 雇用環境・均等局勤労者生活課 労働者協同組合業務室長): 長年の経験と専門知識から、行政の立場での協同労働の現状と課題について、貴重な知見を提供します。
福田隆行氏(堀法律事務所弁護士): 法律の専門家として、協同労働に関する法的な側面や課題、そして将来的な展望について解説します。
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小島明子氏(日本総合研究所 創発戦略センタースペシャリスト): 企業におけるESG経営や働き方改革の専門家として、協同労働と持続可能な社会の実現に向けた企業の役割について考察します。
参加方法
普段は研究会会員のみの参加となっているメゾ分科会ですが、今回はゲスト講師を招き、オブザーバー参加も可能です。高齢化社会の課題に関心のある方、地域包括ケアや協同労働に関わる方など、多くの方々の参加を期待しています。詳細な情報や参加登録は、以下のURLから確認できます。
お申し込みフォーム
次世代ケアマネジメント研究会 事務局
株式会社シード・プランニング
担当:荒川、釆本
E-mail :
[email protected]
このメゾ分科会は、高齢化社会の課題解決に向けて重要な一歩となるでしょう。活発な議論と具体的な提案を通じて、より良い未来のケアマネジメントのあり方を展望する機会となることを期待しています。