エミテラス所沢に導入された新しいデジタルサイネージシステム
2024年9月24日にグランドオープンを迎える「エミテラス所沢」は、株式会社西武リアルティソリューションズと住友商事の共同開発によって生まれた広域集客型商業施設です。この施設において、デジタルサイネージを中心としたコンテンツ管理システム「OneGATE」を導入したことが発表されました。
「OneGATE」の特徴と利便性
ピーディーシー株式会社が提供する「OneGATE」は、施設内の様々な情報を一元的に管理するプラットフォームです。これにより、テナント情報や販促・PR情報、トイレや授乳室の空き状況などがリアルタイムで更新され、訪れた利用者が必要な情報をすぐに得ることができます。
具体的には、エミテラス所沢には131台のデジタルサイネージ用セットトップボックス(STB)が設置され、これらを介して集客施策が行われます。特に、フロアガイドや飲食店の情報は、来場者がスムーズに目的地にたどり着く手助けをします。
環境への配慮と情報の迅速性
デジタル化によって、物理的なフロアガイドの更新作業にかかる時間やリソースが大幅に削減されます。これにより、SDGsにも貢献しながら、常に最新の情報を提供することが可能です。トイレや授乳室、さらにはレンタルベビーカーの空き情報も、一元管理された情報の中に盛り込まれ、利用者にとっての利便性が飛躍的に向上します。
インタラクティブな体験の提供
「TOKOROZAWA e – CUBE」では、超大型LEDビジョンやプロジェクター、ムービングライトを活用してインタラクティブな空間を演出しています。この映像装置の制御も「OneGATE」が担当しており、スポーツイベントのライブ中継や様々なパフォーマンスが楽しめるようになっています。没入感のある演出によって、来場者に新しい体験を提供することができるのです。
近隣施設との連携によるシナジー効果
エミテラス所沢の開業にあたり、近隣の「グランエミオ所沢」とも連携し、デジタルサイネージの内容を一元管理することで、両施設の回遊性が向上します。このシナジー効果により、来場者がいくつもの施設を訪れることが容易になり、地域全体の活性化に寄与することが期待されています。
お問い合わせ
この新しいデジタル体験や「OneGATE」についての詳しい情報は、ピーディーシー株式会社の公式サイトや、システムビジネス本部の竹内氏へ問い合わせることができます。ご興味のある方はぜひアクセスしてみてください。
「エミテラス所沢」は、今後もデジタル技術を駆使し、来場者にとって魅力的な空間を提供し続けることでしょう。その進化に今後も注目が集まりそうです。