SMBC信託銀行の個人外貨預金が1兆6,000億円に
2026年8月、SMBC信託銀行は個人外貨預金残高が1兆6,000億円に達したと発表しました。この数値は、2017年3月から約1.8倍に成長した結果です。2025年3月末には1兆4,733億円だったものが、2026年3月末には1兆5,797億円と、短期間で顕著な増加を見せました。
外貨預金の取り扱い通貨
SMBC信託銀行では、米ドル、ユーロ、豪ドルなど、合計17種類の外貨の取り扱いがあります。特に、円から外貨を購入する際の為替手数料を無料にする「為替手数料無料プログラム」を導入しており、顧客が有利に外貨取引を行える環境を整えています。
資産形成のニーズに応える
このような特徴により、多様なニーズに応える外貨預金サービスが展開されています。資産形成を目指す個人の方々に向けて貯蓄だけでなく、海外での支出や資金利用も視野に入れた商品が提供されています。実際、2026年3月時点では、SMBC信託銀行の個人向け外貨預金残高が日本国内の外貨預金市場全体の21%を占めていることも、その人気を物語っています。
GLOBAL PASSでの便利な利用方法
特に注目すべきは、支払いの利便性を大幅に向上させる「GLOBAL PASS」というデビットカードです。これを利用することで、円から外貨を購入した資金を直接海外でのショッピングや飲食に使用することができます。累計の決済額はすでに1,000億円を突破し、多くの顧客に支持されています。さらに、海外ATMでの現金引き出しや、一部のコード決済サービスにも連携しており、海外での経済活動がより一層スムーズに行えるようになっています。
GLOBAL PASSは、外貨を「貯める」だけでなく「使う」手段としても非常に使い勝手の良いカードです。海外ECサイトでの決済も可能で、旅行やビジネスで海外に行く際の強い味方となるでしょう。
今後の展望
SMBC信託銀行は、これからも市場環境や顧客のニーズに柔軟に対応し、利便性の高い新しい商品やサービスを開発していくことを目指しています。金融のデジタル化が進む中で、顧客のライフスタイルに合ったサービス提供が求められる中、信頼される金融機関としての地位を確立することが重要です。
今回の1兆6,000億円到達は、SMBC信託銀行が着実に成長してきた証拠であり、今後のさらなる展開に期待が寄せられています。