音楽を香りで楽しむ独自の体験
クラシック音楽を香りで表現するフレグランスメゾン「La Nuit parfum(ラニュイ パルファン)」が、バッハの名曲『シャコンヌ』とリストの『メフィスト・ワルツ第1番』をテーマにした二つの新しい香水を発表しました。これらの香水は、10月16日より伊勢丹新宿店サロン ド パルファン 2024で先行発売され、その後全国での展開が11月1日に設定されています。
クラシック音楽の深遠な香り
シャコンヌ オードパルファン
バッハの名曲『無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番第5曲シャコンヌ』を基にした「シャコンヌ オードパルファン」は、バロック時代に描かれた宇宙的な世界を香りで体感できる製品です。この香水は、トップにアルデヒドとフランキンセンスが香り立ち、ミドルノートにはインドール、ムスク、パチュリ、ベチバーが広がり、ラストにはミルラとアンバーが調和しています。まさに音楽の父と称されるバッハの歴史を香りでたどっています。
さらに、この初回生産分には、著名なバイオリニスト成田達輝によるインタビューが含まれており、彼の3月に行われた東京国立博物館での演奏が、香りのインスピレーションとなっています。香水は、21日まで行われる本イベント中に特別な条件で手に入れることができます。
メフィスト・ワルツ第1番 オードパルファン
続いてリストの『メフィスト・ワルツ第1番』にインスパイアされた香水は、悪魔メフィストフェレスとファウストの好奇心に満ちた情景を香りで表現しています。この香水は、冒頭の不気味な序奏の印象を香料で形作り、グリーンの苦味と暗みが特徴です。トップノートにはクローバーとトンカビーンが使われており、ミドルにはサイプレスやブラックスプルースが用いられています。
イベント概要
サロン ド パルファン 2024の開催は、伊勢丹新宿店本館6階催物場で、10月16日から21日までの予定。時間は毎日10時から20時までで、最終日の18時までとなっています。また、メンズ館での出店は、10月23日から29日までの間に行われます。
香りを通じた新しいアートの体験
La Nuit parfumは、2021年にスタートしたプロジェクトで、音楽を五感で感じることができる香水のデザインを追求しています。ブランド名は、ラヴェルのピアノ音楽からインスパイアを受けたもので、香りと音楽が融合することで、心に残る体験を提供しています。クラシックの名曲を香りで楽しむことを通じて、アートと官能の新たな世界に誘います。この機会に、香りを通じた音楽の新たな体験を手に入れてみてはいかがでしょうか?