ゼストが目指す在宅医療の革命
株式会社ゼストは、訪問医療や介護業界で業界導入社数No.1のクラウドサービス『ZEST』を展開しています。8月1日に開催された「Google Cloud Next Tokyo ’24」では、ゼストの開発本部から取締役CTOの豊島正規氏とプロダクトエンジニアの宮原雅尚氏が登壇し、同社の最新技術を紹介しました。
Google Cloud Next Tokyo '24 とは
このカンファレンスは、生成AIやビジネス最新動向をテーマにした大規模なイベントで、ビジネスリーダーやエンジニアが集結しました。ゼストはこの場で、「Google Cloudで挑んだ在宅医療SaaSのフルリニューアル開発」というテーマで、その取り組みを詳しく報告しました。
ZESTのフルリニューアルの背景
豊島氏は、在宅医療や介護業界の現状や、ZESTのフルリニューアルに至るまでの経緯を説明しました。特に、Google Cloudの導入がどのように業務を支え、効率化に貢献するかについて具体的な事例を交えながら話しました。
ZEST SCHEDULEでは、最新のGoogle AIモデル・Geminiを活用し、訪問スケジュールの自動作成が実現されています。また、セキュリティ面では、『Security Command Center』を導入し、リスク管理にも力を入れているとのことです。
宮原氏は、ZEST BOARDの開発や運営に関する工夫についても言及しました。Google Cloudのデータアプリケーションプラットフォームを利用することで、より円滑な情報共有や決定が可能になると伝えました。
今後の展望
ゼストはこれからもGoogle CloudのAI開発基盤を活用し、ユーザーが求める新しい機能の提供を目指します。技術を駆使して在宅医療の現場に変革をもたらし、経営・運営の効率化を図っていく方針です。
ゼストが実施しているセキュリティ対策
ゼストは、在宅医療・介護の現場で使用されるシステムのセキュリティを非常に重視しています。現在、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格であるISO/IEC27001:2022認証を2023年12月に取得し、医療ISACの認証も2024年4月に取得しました。
ゼストのミッション
「護りたい。その想いを護る。」という理念のもと、ゼストは在宅医療に携わるすべての人が、患者の人生に寄り添い、支える活動をしています。寒い日も暑い日も、訪問医療は行われ、その公正な待遇と支援が必要です。ゼストは、テクノロジーの力を用いて医療従事者の負担を軽減し、人々の生活をより豊かにすることに貢献しています。
会社概要
- - 会社名: 株式会社ゼスト
- - 代表取締役社長: 一色淳之介
- - 所在地: 東京都新宿区新宿二丁目3番11号 VORT新宿御苑4階
- - 業務内容: 在宅医療・介護の訪問スケジュール最適化による経営改善クラウドサービス「ZEST」の運営
これからもゼストは、その技術力をもって医療現場の変革を進めてまいります。