サイクルツーリズムが結ぶ3市の新たな取り組み
茨城県土浦市、滋賀県守山市、愛媛県今治市の3つの市は、第1次ナショナルサイクルルートとして指定された「つくば霞ヶ浦りんりんロード」「ビワイチ」「しまなみ海道サイクリングロード」に沿って、地域活性化を目指す連携プロジェクトを始動しました。この取り組みは、サイクルツーリズムを通じて各地域の魅力を広めることを目的としています。
プロジェクトの背景と目的
この3市は、以前からそれぞれのサイクリング環境を整備し、情報発信を行っていました。しかし、縦の連携だけでは不十分で、より広範な発信が必要だという共通の認識がありました。そこで連携協議会を設立し、異なる特徴を持つナショナルサイクルルートを生かし、地域の魅力を“ひとつのストーリー”として広めることにしました。これにより、サイクリストは日本が誇る多様な景観や文化体験を楽しむことができます。
トライアングル・ライド・ジャーニーの魅力
このプロジェクトの中心となるのが、「トライアングル・ライド・ジャーニー」です。湖、山、海の日本の自然美を一つの旅として融合させ、サイクリングが目的のルートを提供します。初級者から上級者までが楽しめる体験型ツアーとして、各地域の文化やグルメを織り交ぜたプランが用意されています。
各サイクリングルートの特色
1.
つくば霞ヶ浦りんりんロード(茨城県土浦市)
このルートでは、筑波山と霞ヶ浦の美しい景観が広がります。文化体験として伝統的な漁法や地元の特産品の体験が可能で、サイクリストが楽しむ宿泊施設も揃っています。
2.
ビワイチ(滋賀県守山市)
日本最大の湖「琵琶湖」を一周するビワイチは、自然の魅力を味わいながら、和菓子作りや着物体験など、日本ならではの文化が豊かです。
3.
しまなみ海道(愛媛県今治市)
瀬戸内海の美しい島々をつなぐこのルートでは、歴史探訪や地元の特産品を堪能できます。
ツアーの構成と特典
この取り組みでは、専門家によるモニターツアーやガイド育成を行い、高品質なホスピタリティを実現しております。また、ツアー参加者には特典として各地域の協賛店で使用できる「特典付き共通パスポート」が提供され、特別なおもてなしが受けられます。
さらに、インバウンド市場向けに英語や繁体字でのプロモーション動画も制作し、海外への情報発信にも力を入れています。
3市の目指す未来
土浦市、守山市、今治市の各市は、この連携を通じてプレミアムなサイクリング体験を提供し、高付加価値な旅行者を呼び込み、地域経済の活性化を目指しています。特に、国内外へのモデルケースとして大きな成功を収めることを願っています。
地域の魅力を再発見し、地域経済を活性化するこのサイクルツーリズムの新たな試みから目が離せません。