「第2回みやづSDGsフェスタ2025」に出展したポンデテック
2025年12月に京都府宮津市で開催された「第2回みやづSDGsフェスタ2025」に、関西電力グループの株式会社ポンデテックが出展しました。ポンデテックは、再生パソコンをテーマにした展示を行い、来場者にその価値と工程を伝えました。この取り組みは、持続可能な社会の実現に向けた重要な一歩であるといえるでしょう。
展示内容と来場者の反響
同社ブースでは、Panasonicの「Let's note」など再生パソコンが紹介されました。パソコンの再生工程や実機体験を通じて、どのように環境に優しい製品が作られているのかを覚えてもらうことを目指しました。さらに、スタンプラリーの企画も実施し、来場者の興味を引くことに成功しました。参加者からは「再生パソコンについて深く理解できた」という声や、「中古品を選ぶ際の安心材料が整理できた」という意見が寄せられ、多くの人々が再生パソコンの価値を再確認する機会となりました。
特に宮津市内の高校生からは、「再生パソコンという選択肢を初めて知った」「大学進学時に再生パソコンを考慮したい」との反応があり、若い世代への認識向上が図られたことが印象的でした。このイベントを通じて、再生パソコンの需要が高まることが期待されます。
みやづSDGsフェスタとは
宮津市は2023年5月に「SDGs未来都市」として選ばれ、持続可能なまちづくりを進めています。その一環として開催された「みやづSDGsフェスタ2025」は、地域内でのSDGsの認識を高め、市民の行動変容を促すことを目的としています。ポンデテックの出展は、この目的に沿った取り組みの一部であり、イベント全体の魅力を引き立てるものでした。
ポンデテックの企業理念
株式会社ポンデテックは、環境への配慮だけでなく、障がい者の雇用拡大を目指しているベンチャー企業です。再生パソコン事業を通じて、使用済みのパソコンやスマートフォンを回収・再生し、流通させることで、電子ごみの削減にも寄与しています。経済的利益だけでなく、社会貢献も視野に入れた活動を展開しており、“循環するIT利用”を目指しています。
まとめ
再生パソコンの価値を広める取り組みは、持続可能な社会を築くために必要なステップといえます。ポンデテックの活動が多くの市民に影響を与え、新たな選択肢として再生パソコンが認知される契機となることでしょう。今回の「みやづSDGsフェスタ2025」での経験は、今後のさらなる展開に繋がることを期待しています。