新規事業開発調査レポート
2025-11-07 15:34:10

イプロスが公開した新規事業開発調査レポートの概要とは

イプロスが発表した新規事業開発に関する調査レポート



株式会社イプロスは、企業向けのBtoB情報検索サイト「イプロス」及び「イプロスものづくり」を運営しており、このたび新規事業の開発・立ち上げに関する調査レポートの第1章と第2章を公開しました。このレポートは、イプロスの会員に対して実施されたアンケートの結果をまとめたものです。

新規事業開発の現状



新たなビジネスモデルの開発や新市場の開拓は、企業が持続的に成長するための鍵となります。調査によると、参加企業の38.2%が「立ち上げた新規事業を継続中」と回答し、42.1%の企業が今後1年以内に新規事業を立ち上げることを計画、もしくは情報収集を行っていることが分かりました。このことから、企業の大半が新たな取り組みに意欲的であることが示されています。

一方で、17.2%の企業は新規事業の経験も予定もないと回答し、2.6%の企業は新規事業から撤退したこともあるとしています。現状をみると、新規事業を立ち上げた企業の中には苦戦を強いられているケースも見受けられます。

新規事業立ち上げの目的



新規事業に挑戦する企業の70.8%が「収益源の多様化と売上拡大」を目指しています。次いで「技術やノウハウの活用」が50.6%、そして「顧客ニーズの変化への対応」や「既存事業の停滞への対応」も上位に挙がりました。また、新規事業から撤退した企業でも66.7%が「収益源の多様化」を目指していたものの、撤退の理由としては83.3%が「費用対効果が見込めない」と回答しました。これは、多くの企業が収益性を重視しつつも、実際の結果に直面していることを意味します。

調査概要と今後の展望



本調査は、イプロスの会員に対して行われ、233人から有効回答が得られました。57.5%の企業は新規事業立ち上げの経験があり、または具体的な予定を持っています。特に、事業促進のために半数以上が「経営戦略としての位置付け」を重視していることがわかりました。

新規事業の立ち上げは、現代の厳しい市場環境においても非常に重要であることが再確認されています。特に、情報収集や戦略的なプランニングが今後の成功に不可欠であり、PRやマーケティング活動においても課題感が浮き彫りとなっています。

まとめ



新規事業開発に対する企業の意欲は高まっており、収益源を多様化させることが優先されています。しかし、実際は多くの企業が撤退や戦略の見直しを余儀なくされており、今後どのようにして新規事業を成功に導くのかが焦点となります。レポートの詳細は、イプロスのサービスサイトで確認することができますので、興味のある方はぜひご覧ください。


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会社情報

会社名
株式会社イプロス
住所
東京都港区海岸1-2-20汐留ビルディング 21階
電話番号
03-5405-4825

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