OPTEX米州本社設立
2014-12-24 10:00:03
OPTEXが米州統括本社設立し防犯・自動ドアの連携強化
OPTEXが米州に新しい地域統括本社を設立
日本の防犯機器大手、OPTEXは、米州地域に新たな地域統括本社を設立しました。これまで、防犯関連および自動ドア関連の各販売子会社が独自に事業を展開していましたが、両分野の技術が融合し互いに販売機会を拡大していることから、組織の強化と再編が求められていました。
新たに設立された米州統括本社「OPTEX INC.」は、北中南米地域における販売活動の中心的な役割を果たすことになります。統合された子会社には、防犯製品を扱う「OPTEX INC.」と、自動ドア関連の「OPTEX TECHNOLOGIES INC.」が含まれ、これにより経営や事業統括が一層効率化されることが期待されています。
経営戦略の見直しと施策
OPTEXの会長、柴田昌彦氏は、「私たちはグローバルマーケットにおいて、現地の文化やニーズに応じた戦略を展開し続けています。本年より、営業体制を地域別に再編成し、『地域戦略の現地化』を目指しています」と述べています。これにより、米州市場においても、より適応的で効果的なビジネスモデルが構築される見込みです。
6月には、既に欧州地域の統括本社がイギリスに設立されており、これが米州統括本社の設立に続く大きなステップとなっています。これらの動きは、OPTEXが市場のニーズに柔軟に対応し、競争力を高めるための重要な施策として位置付けられています。
新たなビジョンと展望
新しく任命された社長、爰保誠氏は、「私たちの目標は、これまでにない新しいソリューションを提供し、既存顧客と新規顧客の両方に対し事業の拡大を図ることです。私たちのソリューションは、テロや犯罪を防ぎ、事故を未然に防ぐことで、社会の安全と快適さに寄与します。また、従業員の成長にも寄与する機会を提供し、自信に満ちた組織づくりを目指します」と強い意気込みを語っています。
日本と世界をつなぐ架け橋に
OPTEXの米州統括本社設立は、日本企業が海外での事業を拡大する一助となるでしょう。地域統括本社は、各地域の消費者のニーズに対して迅速に反応できる体制を整備し、より効果的なマーケティング施策を推進する基盤となります。また、アメリカ市場での信頼と実績を築くことで、さらなる国際展開の足掛かりが期待されます。
今後、OPTEXは防犯や自動ドア事業を通じて、日本の技術を世界に広めながら、地域に密着したサービスを展開していく方針です。これにより、顧客の安全で快適な生活を守り、持続可能な社会の実現に貢献していくことでしょう。
会社情報
- 会社名
-
オプテックス株式会社
- 住所
- 滋賀県大津市雄琴5-8-12
- 電話番号
-
077-579-8000