バイオテクノロジー企業bitBiome、John Nicols氏を戦略アドバイザーに迎え事業拡大へ

bitBiome、John Nicols氏を戦略アドバイザーに迎え事業拡大へ

バイオエコノミーの未来を支えるバイオテクノロジー企業として注目されるbitBiome株式会社が、世界で活躍するバイオテクノロジー分野の専門家John Nicols氏を戦略アドバイザーに迎え、事業拡大を加速させると発表しました。

Nicols氏は、伝統的な化学業界から革新的なバイオテクノロジー業界まで、多岐にわたるグローバル企業で30年以上の経験を持ち、米国NASDAQ上場のバイオものづくり企業Codexis社の社長兼CEOも務めていました。Codexis社では、売上を5倍に増やし、製薬、食品栄養、ライフサイエンスツールなどの複数の分野で数十の製品を商業化するなど、同社を米国を代表するバイオものづくり企業の一つに成長させた実績があります。

Nicols氏はbitBiome社の技術力と可能性に高い評価を与え、「bitBiome社のチーム、技術、プラットフォームに非常に感銘を受けています。微生物の多様性を調べるだけでなく、それらの配列を探索して改変する彼らのユニークなソリューションは、世界の市場に大きなインパクトをもたらすと信じています。」とコメントしています。

bitBiomeは、世界最大規模の20億遺伝子以上を誇る微生物ゲノムデータベース「bit-GEM」を作り上げ、バイオものづくりに貢献する酵素探索・改変プラットフォーム「bit-QED」を展開しています。bit-GEMには、従来は解析できなかった微生物の遺伝子情報を正確に読める世界初の「微生物シングルセルゲノミクス技術bit-MAP®」が活用されています。

bitBiomeのCEO、鈴木悠司氏は「ニコルズ氏を当社の戦略アドバイザーの一人に迎えることができ、大変うれしく感じています。彼のアドバイザー・ネットワークへの参加は、私たちが持つ20億遺伝子以上のデータベースとAI技術がバイオものづくりにもたらす可能性の大きさを示しています。私たちは、ニコルズ氏の専門知識を活用して、プラットフォームの能力、サービス提供、製品展開を拡大していく所存です。」と述べています。

Nicols氏は7月に来日予定で、bitBiomeは7月23日夕刻にNicols氏のトークセッションを含むイベントを開催予定です。イベントでは「Lessons Learned Building A Successful Synthetic Biology Company.」と題して、Nicols氏が自身の経験に基づいた講演を行う予定です。

bitBiomeは、微生物シングルセルゲノミクス技術と世界最大の微生物ゲノムデータベースをテコに、脱炭素や循環型社会、医療イノベーションへの貢献を通じたバイオエコノミーの実現を目指しています。

bitBiomeについて

bitBiome株式会社は、世界最大規模の20億遺伝子以上を誇る微生物ゲノムデータベース「bit-GEM」と、バイオものづくりに貢献する酵素探索・改変プラットフォーム「bit-QED」を展開しています。

bit-GEMは、従来は解析できなかった微生物の遺伝子情報を正確に読める世界初の「微生物シングルセルゲノミクス技術bit-MAP®」を活用しています。

bitBiomeは、これらの技術を通じて、脱炭素や循環型社会、医療イノベーションへの貢献を通じたバイオエコノミーの実現に貢献していきます。