体験型防災教育
2025-12-01 13:18:20

柏市立田中中学校で進化した防災教育と体験型カードゲーム

柏市立田中中学校での防災カードゲーム体験



2025年11月22日、千葉県柏市の柏市立田中中学校で行われた防災出前授業では、能美防災株式会社が販売する防災カードゲーム『災害ビースト・バトルアタック』を利用した体験型の防災学習が実施されました。このイベントは、首都圏防災士連絡会を中心に専門知識を持つ防災士が講師として参加し、生徒たちに楽しく効果的に防災について学んでもらうことを目的としています。

体験型授業の流れ


1. 導入講義


まず、防災士による導入講義が行われ、近年の災害事例や避難判断の重要性について詳しく解説されました。生徒たちは、自分たちの生活に密接に関連する災害を“自分ごと”として捉えるきっかけを得ます。災害の基本的なリスクに関する知識を学ぶことで、より深く防災について考える意欲が高まりました。

2. ゲーム体験


導入講義の後は、実際に『災害ビースト・バトルアタック』を使用して、グループに分かれてのゲーム体験が行われました。生徒たちはイベントカードやそなえカード、サイコロなどを使用し、仲間と相談しながら最適な防災行動を考えました。この体験は、単なる知識の習得ではなく、実際に体験しながら学ぶことで、理解を深める機会となりました。

3. 反省会とリアルなアドバイス


ゲームが終了した後、防災士は生徒たちの判断を振り返りながら、実際の災害にどのように役立つのかを丁寧にフィードバックしました。この過程を通じて、生徒たちは自らの体験を知識として定着させ、より現実的に防災を意識する時間を持てたのです。

生徒たちの反応


参加した生徒からは「ゲームなのに本気で防災を考えた」、「友だちと相談しながら備えを決めるのが楽しかった」などの前向きな感想が寄せられました。また、授業後には「家族ともこのゲームをやってみたい」という声もあり、家でも防災について考えるきっかけとなったようです。このような体験は、教育の場を超えて家庭や地域にまで波及していく可能性を秘めています。

担当教員の期待


田中中学校の担当教員は、「専門的な解説とゲームの融合により、生徒たちが主体的に防災を考える授業ができた。今後もこの取り組みを継続し、地域との連携を深めながら防災力の向上を目指していきたい」と語りました。

今後の展開とニーズ


学校現場では、防災教育に関するニーズが年々高まっており、特に「授業準備の負担」や「専門知識の不足」といった課題があります。能美防災では、このカードゲームを通じて全国の学校での防災授業を支援していく方針です。

購入方法と製品情報


『災害ビースト・バトルアタック』は、全国の大手量販店や玩具専門店、各種ECサイトで販売されています。購入の際には、販売サイトや店舗で「災害ビーストバトルアタック」と検索してください。製品情報としては、防災学習に特化した協力型カードゲームで、対象年齢は10歳以上、プレイ人数は2〜5人、プレイ時間は15〜20分です。希望小売価格は2,980円(税込)です。

お問い合わせ


本件に関する詳細は、能美防災株式会社 総合企画室(TEL:03-3265-0218)までお問い合わせください。防災教育の新しい形として、田中中学校の取り組みが全国に広がっていくことが期待されます。


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会社情報

会社名
能美防災株式会社
住所
東京都千代田区九段南4-7-3
電話番号
03-3265-0211

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