NetskopeとMicrosoftの強力な提携が実現
2024年11月19日、米国のカリフォルニア州サンタクララに本社を置くNetskope, Inc.は、 Microsoft Corporationとのパートナーシップを拡大し、新たに高度なSecurity Service Edge(SSE)機能を提供することを発表しました。これにより、エンタープライズ顧客へのサービスが大きく進化します。
パートナーシップの背景
Netskopeはセキュアアクセスサービスエッジ(SASE)のリーディングカンパニーとして、多くの企業に信頼されています。今回の提携によって、Microsoftの製品群とNetskopeのSSE機能を統合し、よりシームレスで安全なユーザー体験を提供します。顧客は、ウェブ、SaaS、プライベートアプリケーションのセキュリティを一元管理できるようになり、運用を効率化できます。この取り組みは、特にデジタルトランスフォーメーションを進める企業にとって、大きな意味を持つでしょう。
顧客への具体的なメリット
Microsoftのエコシステムに組み込まれるNetskopeのソリューションは、すでにMicrosoft Entra Suiteを利用している顧客にとって非常に便利です。既存の環境でネイティブなSSE機能を最大限に活用できるため、特別な操作は不要です。またNetskopeの高機能な脅威対策やデータ保護機能を他のアプリケーションにも適用できる柔軟性を持っています。これにより、エンタープライズ顧客は自社のセキュリティをカスタマイズし、最高水準で維持することが可能になります。
提携の意義
NetskopeのチーフプロダクトオフィサーであるJohn Martin氏は、この提携について「Microsoftはセキュリティに重点を置いており、企業の重要な業務を支える差別化されたソリューションを求めていました。我々が選ばれたことを誇りに思い、お客様に最高の選択肢を提供する準備が整っている」とコメントしています。これは、両社にとって信頼と責任を築く一歩です。
Microsoftの目指す方向性
一方、MicrosoftのIdentity & Network Access 担当プレジデントJoy Chik氏は、「我々はオープンなSSEエコシステムを構築するためにNetskopeを選びました。このパートナーシップにより、Microsoft顧客はセキュリティとパフォーマンスの完璧なバランスを享受し、サイバー脅威からデータを守ることができます」と述べました。サイバーセキュリティのニーズは日々進化しており、顧客が最適なSSEソリューションを選べる柔軟性が必須です。
まとめ
NetskopeのMicrosoft向け高度なSSEは、Microsoft Azure Marketplaceやパートナーを通じて提供されます。この新しいソリューションは、NetskopeのNewEdgeネットワークと組み合わせることで、クラウド、SaaS、アプリケーション通信におけるリスク低減を実現し、卓越した可視性と高いセキュリティを提供します。
詳しくは
netskope.com/jpをご覧ください。企業のデータ保護がさらに強化される新たな時代に、どうぞご期待ください。