株式会社Opt Fitは、自社のAI画像解析サービスとセーフィー株式会社のクラウド録画サービス「Safie」とのAPI連携を開始したことを発表しました。この連携により、セーフィーのカメラを活用したAIソリューションの提供が可能となり、フィットネス施設をはじめとする様々な業界のDX化を推進していく予定です。
Opt Fitは、AI画像解析技術を用いて、施設の安全管理や業務効率化を支援するサービスを提供しています。具体的には、AIによる安全見守り、不正入館や不正侵入の検知、施設内の利用状況や混雑状況の把握、手洗い検知など、様々な機能が用意されています。
セーフィーは、クラウド録画サービス「Safie」を提供しており、カメラをインターネットにつなぐだけで、スマホやパソコンから映像を確認することができます。現場巡回コストの削減、販促効果の見える化、スタッフの接遇改善など、様々な業務を効率化することができます。
今回のAPI連携により、セーフィーのカメラにOpt FitのAI画像解析機能を組み合わせることが可能となり、より高度なセキュリティ対策や業務効率化を実現できます。例えば、セーフィーのカメラで撮影された映像をAIで解析することで、不審な人物の侵入や従業員の安全に関する問題を早期に発見することができます。また、施設内の混雑状況をリアルタイムに把握することで、顧客満足度の向上やオペレーションの改善に役立てることも可能です。
両社の連携は、単に技術的な連携にとどまらず、フィットネス施設のDX化を加速させ、従業員の働き方改革を促進する取り組みとして注目されています。
Opt Fitは、今回のセーフィーとの連携を皮切りに、今後も様々な企業との連携を進め、AIソリューションの提供範囲を拡大していく予定です。
Opt FitとセーフィーのAPI連携は、フィットネス業界におけるDX化の新たな可能性を示すものであり、非常に注目すべき取り組みです。従来、フィットネス施設では、人手に頼っていたセキュリティ対策や業務効率化が、AIの導入によって飛躍的に向上することが期待されます。
特に、AIによる不正入館や不正侵入の検知、施設内の混雑状況の把握は、顧客の安全確保と従業員の負担軽減に大きく貢献するでしょう。また、手洗い検知など、衛生管理の向上にも役立つことから、コロナ禍においてもその価値は高いと言えるでしょう。
今回の連携によって、Opt Fitはフィットネス施設以外への事業展開も視野に入れているとのことです。AI技術は、様々な業界において課題解決の糸口となる可能性を秘めており、今後も多くの企業がAI導入を進めていくことが予想されます。
Opt Fitとセーフィーの今後の取り組みが、どのような形で社会に貢献していくのか、非常に楽しみです。