宮島の新ごみ対策
2024-08-09 19:04:30

宮島でIoTごみ箱SmaGOを活用した新たなごみ対策モデル事業がスタート

宮島における新しいごみ対策モデル事業の始動



世界遺産として名高い宮島が、環境問題への取り組みを新たに強化します。2024年8月8日より、全国清涼飲料連合会、廿日市市、広島県、BIPROGY株式会社と連携し、IoTスマートごみ箱「SmaGO」を活用したごみ対策モデル事業を開始しました。この取り組みは、観光による環境負荷を軽減し、より持続可能な観光地を実現することを目的としています。

背景



宮島はその美しい自然と文化的遺産、特に嚴島神社で多くの観光客を魅了しています。しかし、急増する観光客に伴い、ポイ捨てや置き捨てごみの問題が深刻化しています。特に、テイクアウト文化の浸透により、大量の飲み残しが問題視されており、これが海洋プラスチックごみや美観の損失につながる恐れがあります。

モデル事業の概要



このモデル事業では、宮島口旅客ターミナル及び表参道商店街(TOTO宮島おもてなしトイレ)に「SmaGO」を設置します。特に、TOTO宮島おもてなしトイレには日本初となる「SmaGO飲み残し専用BOX」が導入されます。このごみ箱は、満杯になると自動で圧縮を行い、通常の5倍の容量を持つため、スリムな設計ながらも大型のごみ処理が可能です。さらに、ソーラーパネルで発電を行い、電源が不要であるため、あらゆる場所への設置が現実的です。

ごみの抑止と分別



観光客に対してポイ捨てや置き捨てごみの抑止を図るため、デジタルサイネージを用いて「SmaGO」の位置を表示したり、観光マップを通じてごみの分別やリサイクルに関する情報を提供します。これにより、観光客のマナー向上を狙います。

3Rと行動の変容



全国清涼飲料連合会とBIPROGYが共同で研究を進めた「ナッジ」や「仕掛学」を用いて、「SmaGO」の魅力的なデザインを意図的に施し、観光客が自然にごみを分別したくなるよう工夫されています。具体的には、色分けやゲーム性のあるデザインを取り入れることで、リサイクルへの参加意識を高めています。

持続可能な観光地域の実現へ



この取り組みを通して、宮島は観光と環境保全の両立を目指します。今後は、浸透可能な地域づくりを進めるため、さらなる情報発信や啓発活動も行い、訪れる人々に意識してもらうことが重要です。私たちが今できることから、未来の宮島を築いていきたいと考えています。

お問い合わせ先



ぜひ、もっと知っていただくために、全国清涼飲料連合会や廿日市市、広島県、BIPROGYへの問い合わせもお待ちしております。


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会社情報

会社名
一般社団法人全国清涼飲料連合会
住所
東京都千代田区神田須田町2-9-2PMO神田岩本町
電話番号
03-6260-9260

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