介護業界の革命!AIけあレポートの進化
介護業界は日々の業務において、効率化や利用者の満足度向上が求められています。そんな中、株式会社シーディーアイ(以下「CDI」)が提供する「けあピアノート」は、介護記録の自動化を促進するツールとして、多くの事業所に支持されています。最新の「AIけあレポート」機能は、昨年5月に登場し、その利便性や機能性が注目を集めていました。
AIけあレポートの利点
AIけあレポートは、一定期間の介護サービス実施記録をまとめ、利用者の状態や満足度を把握するために有効です。これにより、ケアマネージャーやご家族への状況報告がスムーズになり、介護負担の軽減にも寄与します。一方で、これまではプロンプトと呼ばれる指示文を手動で入力しなければならず、その点がユーザーにとっては少し煩わしいとされていました。
バージョンアップの内容
今月、CDIはこの「AIけあレポート」の機能をバージョンアップし、プロンプトを最大20個まで事前に設定できるようになりました。これにより、ユーザーは設定したプロンプトをプルダウンメニューから選ぶだけで、簡単に要約文を作成できます。この機能追加によって、介護職員はより多様な用途で「AIけあレポート」を活用できるようになります。
プロンプトの具体例
新機能を利用することで、以下のような用途が可能に。
1.
ケアマネージャーへの報告:訪問介護のサービス提供責任者として、利用者の状況を報告するための記事を要約。
2.
モニタリング報告用のまとめ:短期目標の進捗状況を100字以内で要約し、意向を整理。
3.
家族への状況報告:離れて暮らす家族に向けて、1か月分の状況を500文字以内で報告。
4.
介護負担軽減の提案:家族の介護負担を軽減する手法を5つ提案。
例えば、ある介護事業所では、これまで多くの時間を費やしていた報告書作成が、AIけあレポートを使うことで数分で済むようになったとの声も。ここまで迅速化されると、職員は本来のケアに集中でき、結果として利用者に対する満足度も向上します。
コストと今後の展望
AIけあレポートは、月額3,000円(税抜)で利用可能。このコストを考慮すると、業務効率化による時間短縮や、利用者へのサービス向上を実現するための投資として、非常に魅力的です。CDIは今後も「介護×AI」をキーワードに、介護業界全体へのオープンイノベーションを進めていく予定です。
会社概要
CDIは、2017年に設立され、介護業界における革新を目指しています。自立支援型のAIケアプランシステムを国内で初めて商用化したことでも知られています。2023年12月には、三菱商事から「けあピアノート」を事業譲渡され、新たな挑戦が始まります。詳細は
こちらで確認できます。
今後もAI技術の進化を捉え、介護業務の利便性向上に貢献するシーディーアイの取り組みに期待が寄せられています。