情報セキュリティEXPOが大阪に集結
大阪のインテックス大阪で開催される「[関西]情報セキュリティEXPO」が、サイバー攻撃の防御に役立つ最新の製品やサービスを紹介します。近年、ランサムウェアなどのサイバー攻撃が増加しており、企業にとって情報セキュリティは経営の最重要課題となっています。このイベントでは、業界の専門家と共に、最前線のセキュリティ対策を学ぶことができます。
サイバー攻撃の現状
令和7年の上半期において、国内のランサムウェア被害の報告件数は過去最多を記録しました。また、生成AIを悪用したフィッシング攻撃も急増しています。このような中、企業はセキュリティ対策の強化が求められています。特に、テレワークの普及により新たなリスクも増大しており、セキュリティの複雑化が進む中、従来の対策だけでは防ぎきれなくなっています。
政府の取組みとゼロトラスト
政府は「ゼロトラスト」アーキテクチャの導入を推進しています。これは、アクセスを特定のユーザーに制限し、内部不正などに対する防御を強化するためのアプローチです。多くの中小企業は、セキュリティ対策に必要な知識やリソースが不足しているため、このゼロトラストを採用することは容易ではありません。しかし、このEXPOでは、そうした企業向けの具体的な支援やソリューションを提供するセッションや出展が特に注目を集めます。
EXPOの特徴
関西地域の製造業やサービス業にとって、「[関西]情報セキュリティEXPO」は非常に重要な機会です。会場では、最新技術を実際に見て触れることができるため、具体的な対策を取り入れるヒントを得ることができます。出展企業には、以下のようなセキュリティ製品が紹介されます。
株式会社Athena Technologies
東京大学の松尾研究室発のAIスタートアップが開発した、「Athena Platform」ではAIセキュリティリスクへの対応が強化されています。特に、AI開発のリスク管理に注力し、自動化されたCI/CDプロセスやリスク検出機能を提供しています。
アルプス システム インテグレーション 株式会社
同社のゼロトラストソリューションは、法人のセキュリティ対策を一歩前進させるためのサポートを提供します。人材リソースが限られている中小企業でも導入できる柔軟なソリューションで、リスクから企業を守ります。
Sky 株式会社
「SKYSEA Client View」は、クライアント運用管理ソフトウェアで、独自の多層防御機能を持っています。これにより、悪質なサイバー攻撃から組織を守ることが可能です。
東芝ITサービス 株式会社
簡単に使用できるホスト型セキュリティ診断ツールを提供しており、マシンの内側からの診断を行い、セキュリティ状態を可視化します。日本語でのレポート作成も特徴で、理解しやすい情報提供を実施しています。
取材のご案内
EXPOでは、企業担当者と直接のインタビューを申し込むことができ、リアルな声を取材することが可能です。サイバーセキュリティに関連するセミナーも開催予定で、最新の情報をキャッチアップする絶好のチャンスです。取材のお申込みは無料で受け付けています。
詳細情報
- - 開催日: 2025年11月19日(水)〜21日(金)
- - 会場: インテックス大阪(1〜3号館)
- - 主催: RX Japan株式会社
ぜひこの貴重な機会をお見逃しなく!