楽しさと学びが融合する特別展示へようこそ
沖縄の美しい海の中に位置する美ら海水族館は、訪れる人々を魅了する素晴らしい展示を提供しています。その中でも、特に注目すべきイベントが開催されます。それは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)との初の共同展示、「深海と宇宙 – ふたつのフロンティア –」です。この展示は、JAXAの地球観測研究センターの設立30周年、そして沖縄美ら海水族館のジンベエザメ「ジンタ」の飼育30周年を記念したものです。
深海と宇宙の神秘を探る
今回の展示では、海底探査に使用される無人潜水機(ROV)や、ロケットや人工衛星を保護するためのカバーであるフェアリング、さらには熱を遮断するためのサーマルブランケットなどが展示されます。これらは、私たちが普段見ることのできない科学の最前線を垣間見る貴重なアイテムです。深海の探査手法と宇宙の観測手法は異なりますが、両者ともに地球の隠された側面を明らかにするために重要な役割を果たしています。
イベントの期間と詳細
この特別な展示は、2025年8月23日(土)から31日(日)までの期間、沖縄美ら海水族館の4階イベントホールで行われます。各日8:30から20:00まで開館し、一部の日は18:00までの短縮時間で運営されます。
また、展示の一環として、8月30日には地球観測研究センターの研究者によるトークショーが開催され、深海と宇宙に関連するさまざまな話題が展開されます。加えて、風鈴のペーパークラフト作りのワークショップも実施され、参加者にはデザインされた記念のステッカーが配布されます。これらのアクティビティはすべて無料で参加できます。
様々な体験が詰まったプログラム
風鈴のペーパークラフト作りは、8月23日、24日、30日、31日の各日で行われ、各回の定員は8名となっています。各回の開始時刻は10:00、12:00、13:30、15:00、16:30ですが、特に30日は午前の部が10:00から、午後の部は15:00と16:30のみと若干の変更がありますので、ご注意ください。
美ら海水族館とJAXAの役割
美ら海水族館は、沖縄の豊かな海を再現した施設であり、さまざまな海洋生物の保護と研究を行っています。更に、世界最先端のアクアリウムとして、教育機会を広げながら持続可能な観光を支援する役割を担っています。一方、JAXAの地球観測研究センターは、衛星データを活用した地球環境のモニタリングから災害対策に至るまで、幅広い分野の研究を進めています。
お問い合わせ
展示やイベントに関する詳細や取材については、沖縄美ら海水族館の水族館業務課までお問い合わせください。また、JAXAに関する展示の情報については、メールでの問い合わせが可能です。刻々と進化する科学技術と自然の美を体感する絶好の機会をお見逃しなく!
まとめ
「深海と宇宙 – ふたつのフロンティア –」展示は、遊び心と学びを結びつける素晴らしい機会です。家族や友人と一緒に訪れ、未知の世界の魅力を体験しましょう。