株式会社Receptの新機能『proovy』でさらに便利に
株式会社Receptが手掛けるアプリ『proovy』が、新たな機能としてVC(Verifiable Credentials)形式のデジタル証明書に写真データを格納するサービスを開始しました。この革新的な機能は、ユーザーのアイデンティティ確認や属性管理をより安全かつ簡便に行えるようにすることを目指しています。
VC(Verifiable Credentials)とは?
VCは、インターネット上で個人のアイデンティティや属性を管理するための標準化された技術です。具体的には、ユーザーが保有するVCを提示することで、第三者に対して自らの属性を証明できます。この技術は、モバイル運転免許証やコロナワクチン接種証明書など、さまざまなシーンで利用されていることから、その重要性は増しています。
新機能の詳細
『proovy』に新たに追加されたこの機能は、写真データをVCに組み込むことができるもので、以下の2つのポイントで大きな利点を提供します。
1.
発行できる証明書の種類が増える
写真データを組み込むことにより、様々な用途に応じた証明書を柔軟に発行できるようになります。
2.
利用シーンが拡張される
デジタル証明書の利用場所が広がり、より具体的な場面での活用が可能になります。
実際のユースケース
写真データの格納機能により、いくつかの具体的なユースケースが考えられます。以下はその一例です。
- - デジタル学生証: 学生の顔写真を含めたデジタル学生証は、視覚的な本人確認を強化し、従来のカード型の学生証と同様に安全性を高めます。
- - デジタル製品の保証書: 購入した製品の前の写真を保証書に格納することで、リサイクルや修理の際により信頼性のある情報を提供できます。
W3C基準の実装
Receptでは、この新しい機能をW3Cによる標準仕様に従って実装しており、ユーザーにとって安心して利用できるよう配慮されています。この基準に沿った実装により、今後ますます多くの企業が『proovy』を通じてサービスを利用することが期待されます。
お問い合わせ
この新機能に関する詳細や導入を希望される事業者の方は、株式会社Receptの公式ウェブサイトにある事業者向けのお問い合わせページからご連絡いただけます。
会社概要
株式会社Recept
- - 代表取締役: 中瀬将健
- - 本社: 東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号 渋谷道玄坂東急ビル2F
- - 公式サイト: Recept公式サイト
このように、『proovy』の新機能によって、デジタル証明書はさらに身近で便利な存在になります。今後の成長にも期待が寄せられています。