性暴力被害当事者によるパフォーマンス「パサレラ」とは
この度、性暴力被害の当事者によるパフォーマンス「パサレラ ~小夜鳴き鳥の声がする」が、オンラインでの上演を果たします。本公演は、過去の経験に向き合い、それを仲間と共に表現することを目的としています。
プロジェクトの背景
2008年にコロンビアでの国際女性演劇フェスティバルで上演された「パサレラ」は、パトリシア・アリサを原案とし、当事者がその体験を語る場としての役割を果たしてきました。そのコンセプトは、「いつでも、どこでも、誰もが当事者として語り、ランウェイを歩く」というもので、全世代の観客と参加者の共鳴を生むことを目指しています。今回のプロジェクトもその延長線上にあります。
上演内容
このオンライン公演では、20代から70代までの多様な年齢のメンバーが、自らの体験を通して語る「生」の言葉が届けられます。ランウェイのウォークと共に、それぞれのモノローグが展開され、観客に深いメッセージと感動を提供することが期待されます。また、ランウェイという言葉には「滑走路」という意味もあり、観る誰もが未来へ飛び立つ勇気を得られることを願っています。
公演詳細
日時
- - 2020年12月18日(金):19:00~20:15
- - 2020年12月19日(土):14:00~15:15
各公演の開場は開始時間の15分前です。また、パフォーマンス終了後にはアフターワークショップも予定されています。
チケット情報
チケットは税込み2000円で購入できます。チケット購入は、
こちらから行えるので、事前にお申し込みください。このチケットには公演鑑賞とともに、アフターワークショップへの参加も含まれています。
開催場所
本公演はオンラインで行われ、ZOOMを使用します。チケット購入者には参加のための特別URLが送付されますので、あらかじめZOOMアプリをダウンロードしておくことをおすすめします。
アフターワークショップ
公演終了後には、視聴者と出演者が交流するアフターワークショップが開催されます。これにより、より親密なコミュニケーションが形成されることを目指しています。
- - 12月18日(金):20:20~21:00
- - 12月19日(土):15:20~16:00
出演者とスタッフ
このプロジェクトには、伊藤千紘さんや仮屋浩子さんなど、多彩な出演者が参加しています。演出や振付、音楽も、経験豊富なプロフェッショナルたちによって構成されています。全体のプロデュースは竹森茂子氏が担当します。
お問い合わせ
公演に関する詳細や質問がある方は、公式ウェブサイトのコンタクトフォームよりご連絡をお願いします。また、SNS(TwitterやFacebook、Instagram)でも最新情報を発信していますので、ぜひフォローしてください。
この「パサレラ」の公演は、声をあげることの重要性を再確認させるものです。多くの方に観ていただき、共に考える機会となることを願っています。