PicoCELAの新たなWi-Fiソリューション
PicoCELA株式会社(本社:東京都中央区)は、最新の屋内向けモデル「PCWL-0530E-ID」と屋外向けモデル「PCWL-0530E-OD」を発売しました。これらの新製品は、環境別に設計されており、PCWLシリーズの技術をしっかりと受け継いでいます。特に、通信が安定しにくいエリアでも、快適なWi-Fi環境を提供するための優れたコストパフォーマンスが特長です。
PCWL-0530E-IDの特徴
屋内向けの「PCWL-0530E-ID」は、倉庫や店舗などのさまざまな業種で簡単に導入できるように設計されています。このモデルは、IoTセンサーや業務用のハンディーターミナル、インカムなどの通信端末との連携を想定しています。
ハードウェアと設計
屋内使用に最適化されたベンドアンテナを装備しており、最適な通信角度を簡単に設定できます。また、軽量化された簡易キャップにより、移動が容易になりました。さらには、オプションのマグネットを用いることで、磁石対応の壁にもしっかりと固定可能です。これにより、さまざまな用途や環境に配置することができます。
PCWL-0530E-ODの特徴
一方、屋外向けの「PCWL-0530E-OD」は、例えば冷蔵庫や冷凍庫、湿度の高い場所、さらにはイベント会場などでの利用を想定しています。このモデルは防水防塵(IP65レベル)仕様となっており、厳しい環境でも安心して使用できます。
防水性能と設計
このモデルには防水仕様のACアダプターが付属されており、天候や環境に左右されずにしっかりと機能します。また、予告されている受注開始日については、近日中に発表される予定です。
製品共通の特長
このPCWLシリーズの全製品には、PicoCELA独自の無線多段中継テクノロジー「PicoCELA Backhaul Engine (PBE)」が搭載されています。これにより、アクセスポイント間の無線接続が行いやすくなり、ネットワークのスループットを最適化します。また、オプションの「PicoManager®」によって、全ての機器を一元管理できるため、管理が非常に効率的です。
PicoCELA Backhaul Engine (PBE)
- - アクセスポイント間の無線接続を可能にし、スループットの低下を防ぎます。
- - LANケーブルの利用を最小限に抑え、柔軟なネットワークの構築を実現します。
- - 構造を動的に最適化し、安定した無線通信を提供します。
- - 電源のみによる通信エリアの構築で、導入にかかる時間とコストを削減します。
今後の展開
PicoCELAは、今後もPicoCELA Backhaul Engineを中心に独自の無線技術を展開していく予定です。また、他社製品への技術提供やODM商品、無線モジュールのライセンス販売も検討しています。これにより、私たちはWi-Fi通信がどこでも利用できる未来を実現したいと考えています。
さらに、パートナー企業による展示会等でも製品を紹介予定です。
詳細や情報は公式サイトをご覧ください:
PicoCELA公式サイト
また、製品ページもご確認ください:
PicoCELA株式会社は、無線通信の特許技術を活用した製品を提供しており、業界の中で確固たる地位を築いています。