マーチャント・バンカーズ株式会社と財全GROUPが業務提携
2025年4月21日、マーチャント・バンカーズ株式会社は、株式会社財全GROUPと業務提携を締結したことを発表しました。この提携は直近のお知らせでも言及されていた株式担保融資事業に関するものであり、両社が新たなビジネスチャンスを生むことが期待されています。
業務提携の背景と内容
マーチャント社と財全GROUP社の提携は、株式担保融資の分野での協業に焦点を当てています。この提携により、財全GROUP社からマーチャント社への融資や、逆にマーチャント社から財全GROUP社への案件紹介など、双方向の協力が行われます。特に、案件ごとに共同で取り組むことで、専門性を生かしたサービスを展開していく見込みです。
財全GROUP社は、沖縄を本拠に多様な事業を展開する企業グループであり、不動産業や金融サービス、さらに再生可能エネルギー事業など、幅広い分野での実績があります。特に、ソーシャルレンディングのサービス『Pocket Funding』は2025年4月時点で、貸付総額が82.2億円に達し、債務不履行が一度もない信頼できる投資先として成長しています。
提携の具体的な内容
双方が持つリソースを最大限に活かすため、財全GROUP社は新たに株式担保融資事業に参入する計画です。これは、同社が以前から取り組んでいる不動産担保ローンや診療報酬債権ファクタリングに加わる新たな金融サービスです。さらに、マーチャント社との提携は、全国的なビジネス展開を視野に入れた戦略的な一歩と言えるでしょう。
また、財全GROUP社は新たなビジネスモデルとして、株式会社ColorsJapanとの地方創生型M&Aに関する協業も模索しており、今後の展開にも注目です。
提携契約の締結と今後の展望
業務提携契約は2025年4月21日に締結され、これからの事業展開に向けた第一歩となります。マーチャント・バンカーズ株式会社と財全GROUPの提携により、2025年10月期の業績に影響はないとされていますが、新たな協業により生まれるビジネス機会は今後注視されることでしょう。
両社はこの提携を通じて、より一層のサービス向上と競争力の強化を図り、沖縄を起点としたビジネスの拡大に寄与することが期待されます。今後の動向が注目される中、両社のさらなる発展が期待される。
私たちは、フィナンシャルテクノロジーの進化や新たなビジネスモデルの形成に興味を持ち続け、マーチャント・バンカーズと財全GROUPの成長物語を見逃さないようにしたいものです。