夏色の丘が広がる!国営ひたち海浜公園の緑葉コキア
国営ひたち海浜公園の「みはらしの丘」では、約4万本のコキアが夏の日差しを浴びて育っています。現在の草丈はおおよそ50~70cmに達しており、8月末には丘全体が壮大な70cmに達する予定です。この時期のコキアの魅力は、その“ふわふわ”とした質感と爽やかなライムグリーンの色合いにあります。
コキアの多様性を楽しむ
今年は特に多様な品種が登場し、訪れる人々を楽しませています。定番のコキア「ルージュ」や、「オータムビューティー」に加え、「滝野ファイヤーエッグ」や「コキア“ホワイト”」など、様々な色・形のコキアが集う「コキア見本園」が新たに設置されました。これにより、品種ごとの個性的な姿を間近で観察できる、魅力的な観賞スポットが誕生したのです。
観賞用コキアの成長と色の変遷
「ルージュ」などの観賞用コキアは、季節が移り変わるにつれて、色の変化が楽しめるのも魅力です。夏のライムグリーンから始まり、次第に深みのあるくすみグリーン、さらには緑と赤のグラデーションを経て、秋には紅葉の美しい赤や茶色のグラデーションに変わります。この色彩の移ろいは、訪れる人々に四季の変化を強く印象づけるでしょう。
コキアライトアップ2025の開催
さらに、見逃せないイベントとして「コキアライトアップ」があります。今年は10回目の記念開催として、9月12日から23日までの12日間限定で開催されます。この特別なイベントでは、コキアの成長を振り返りながら、光と音を使った演出が施され、「光の軌跡」として夜空を彩ります。訪れる人々は幻想的な雰囲気の中で、心躍るひとときを過ごすことができるでしょう。
国営ひたち海浜公園の魅力
国営ひたち海浜公園は、茨城県ひたちなか市の太平洋岸に位置しています。春にはネモフィラやチューリップ、初夏にはポピーやバラ、夏にはヒマワリ、秋にはコスモスやコキア、冬にはアイスチューリップと、四季折々の花々が咲き誇ります。また、大観覧車やジェットコースターなどの遊具が集結する「プレジャーガーデン」や、バーベキュー広場、林間アスレチック広場も備えています。
この公園は、観光だけでなく、家族や友人との楽しいひとときを過ごすための最適なスポットで、思い思いの時間を楽しむことができる場所です。
まとめ
国営ひたち海浜公園の「みはらしの丘」で楽しむ緑葉コキアの魅力は、季節の移ろいと共に変化する姿や、多様な品種の楽しみ方にあります。ぜひ、夏の訪問をお待ちしております。公園の公式サイトやSNSも要チェックです!