第2回イオンSATOYAMAフォーラム開催のお知らせ
公益財団法人イオン環境財団が主催する「第2回イオンSATOYAMAフォーラム」が、2025年2月18日に東京都渋谷区の国連大学ウ・タント国際会議場で開催されます。本フォーラムは、持続可能な環境づくりを目指し、里山(サトヤマ)に関する取り組みを広めるための重要なイベントです。
イベントの背景と目的
イオン環境財団は1990年に設立され、日本国内だけでなくアジア全体での環境保全活動を展開しています。特に、2020年からは複数の大学と協力し、里山の保全や再生に向けたプロジェクトを進めています。里山は多様な生態系を持ち、生物多様性を保つ重要な場所ですが、都市化や人口減少などの影響でその役割が危うくなっています。そのため、昨年12月に行われた第1回フォーラムに続き、参加者が各自の視点から里山の未来を考える場を設けることが目的です。
フォーラム概要
開催概要
- - 日時: 2025年2月18日(火) 10:00~15:00
- - 会場: 国連大学 3階 ウ・タント国際会議場(東京都渋谷区神宮前5-53-70)
なお、オンラインでの参加も可能です。
プログラム内容
- - 第1部 (10:10-11:30): 宮崎県綾町のSATOYAMAづくり事例の発表
参加者には、地域の農業協同組合やユネスコエコパーク推進室、早稲田大学が発表を行います。
- - 第2部 (12:20-13:50): 里山に関連する研究や実践についての発表
京都大学のフィールド科学教育研究センターからのプレゼンテーションや、他大学からの実例紹介が行われます。
- - 第3部 (14:00-15:00): SATOYAMAの未来を考える意見交換とパネルディスカッション
参加大学の代表者たちが、それぞれのアプローチで意見を交わします。
参加大学
今イベントには、京都大学、国連大学、千葉大学、東京大学、東北大学、早稲田大学が参加します。これらの大学がそれぞれの専門知識を活かし、里山に関する実践と研究の成果を共有する貴重な機会となります。
主催・後援
本フォーラムは公益財団法人イオン環境財団が主催し、環境省や国連大学サステイナビリティ高等研究所が後援しています。これにより、より多くの専門家や関心のある方々が集まり、建設的な意見交換が行われることが期待されます。
まとめ
いのちあふれる地球を次世代に引き継ぐためには、環境問題に積極的に取り組むことが不可欠です。地方自治体や大学、そして地域の方々が協力し合うことで、里山という貴重な資源を効果的に守り、育んでいくことができるのです。第2回イオンSATOYAMAフォーラムには、多くの関心を集めることが期待されています。是非、参加をご検討ください。