SpotXがIAB Tech LabのOpen Measurement SDKを活用し広告の透明性向上を図る

SpotXがOpen Measurement SDKを統合



業界をリードする動画広告プラットフォームであるSpotXが、IAB Tech Labが提供するOpen Measurement Software Development Kit(OM SDK)の認証を取得し、そのサポートを発表しました。この取り組みにより、モバイルアプリ環境での広告の表示および検証測定が、複数の測定プロバイダーSDKを使わずとも簡素化され、スムーズに行えるようになります。

モバイルコンテンツの消費量が急増する中で、広告費用の多くがこの分野にシフトしています。PubMaticが行った調査によると、デジタル広告予算の約25%がモバイルアプリに投資されているとのこと。これは、マーケティング担当者にとって、新たな広告収益の機会を提供する一方で、測定や評価の課題も浮き彫りにしています。

SpotXの日本におけるカントリーマネージャーである原田健氏は、「日本では多くの企業がモバイルアプリ広告に力を入れており、インプレッションを正確に測定することが以前にも増して重要です。OM SDKの導入により、パブリッシャーは複数のSDKを統合的に利用でき、労力を削減しつつも高機能を維持することが可能です」とコメントしています。これにより、企業は測定作業の効率化を図りつつ、ROI(投資対効果)を最大限に引き上げることが期待されます。

最新のSpotX iOS及びAndroid SDKを更新することで、パブリッシャーはOM SDKに自然にアクセスでき、これによりIAB Tech Lab認定を受けることができます。これにより、広告主に対しては、透明性が高まり、安心してメディア購入を行う土台が整います。

DoubleVerifyのCOO、マット・マックローリン氏は、OM SDKがもたらすメディア品質の一貫性を強調し、「この技術により、広告主はより高い透明性と信頼性の元でデジタル投資を進めることができます」と語りました。さらに、IAB Tech Labのエグゼクティブバイスプレジデント、デニス・ブックハイム氏は、「Open Measurement SDKの導入は業界全体に及ぶものであり、現在39の企業がIAB Tech Lab認定を受けており、数千ものモバイルアプリがこれに対応しています。全体のサプライチェーンの効率性と透明性が向上するとともに、柔軟性も増すでしょう」と述べています。

SpotXについて


SpotXはRTLグループ傘下にあり、世界中のメディア企業に対して、動画広告の配信を手助けするプラットフォームを提供しています。多様なデバイスでのコンテンツ収益化を実現するとともに、広告主に対してはプレミアムな在庫を直接提供します。そのため、SpotXは数多くのメディアオーナーや広告パートナーとの協力を通じ、高い透明性をもって迅速な広告配信や収益最大化に寄与しています。デンバーを本拠地に、パリ、東京、ロンドンなど、世界27拠点に展開しています。詳細は公式ウェブサイト(www.spotx.tv/jp)をご覧ください。

会社情報

会社名
SpotX,Inc.
住所
8181 Arista Place Broomfield, CO 80021
電話番号

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