BtoB営業を変革するAI『Nudge HQ』が正式リリース
2026年6月15日、神奈川県横浜市に本社を置く株式会社Cynthiaが、BtoB営業支援のAIツール「Nudge HQ」を正式に発表しました。代表取締役の原和真氏は、業界で数多くの壁に直面しながら開発を進め、ついに自らの構想を具現化しました。彼はエンジニアリングチームや資金調達を伴わない中、たった1人の力でこの新たな営業支援ツールを創り上げたのです。
Nudge HQの画期的な機能
Nudge HQは、営業活動に必要なリストの収集からメール作成、追客、再営業までをすべて自動化するクラウドサービスです。従来の営業プロセスを効率化し、時間を節約することを目指しています。実際、発売日前に自社の営業で使用した結果、未接点企業への新規営業のメールにおいて、開封率は56.3%、クリック率は14.1%を記録しました。一般的なBtoBメールの開封率が20〜25%という中で、この圧倒的な成果は多くの人々に刺激を与えています。
実データを基にした効果の証明
リリース前に行った営業活動では、開封率やクリック率が日々記録されており、特に最大で100%の開封率を達成した日もあります。これにより、Nudge HQの効果を実証するデータが揃いました。開封率が高い理由は、AIがターゲット企業のニーズに基づいてメールの内容をパーソナライズすることにあります。この徹底した個別対応が、既存のBtoB営業手法とは大きく異なる点です。
なぜ開封率が高くなるのか
Nudge HQでは、AIが自動的にリストを収集し、ターゲット企業を正確に見極めます。企業の最新情報を分析し、投資余力があるかを評価した上で、適切なタイミングでアプローチを行うことができます。また、各企業に特有の課題に応じた内容のメールが生成されるため、受取人にとって関連する情報となり、開封する理由が生まれます。メールの件名に関しても、AIが生成した候補から最も効果的なものを選択することで、開封率をさらに引き上げるよう工夫されています。
営業現場の工数を削減
Nudge HQが目指すのは、単なる開封率の向上ではありません。営業担当者の工数削減が最大の目的です。通常、営業は個々の企業について詳細に調査し、メールを作成するには大量の時間を要します。しかし、このプロセスをAIに任せることで、営業担当者はより重要な商談や顧客対応に専念できるようになります。
完全自動化ではなく人間の手を
Nudge HQは、メール文の最終確認や送信は人間が行う設計となっており、完全自動化は避けています。これにより、信頼性を保ちながらも、効率的な営業活動が可能になります。お断りの返信があった場合でも、AIは自動的に追客を停止し、無駄なアプローチを排除します。
営業分野の現状と背景
日本の営業職は、非効率な業務に多くの時間を割かれています。HubSpot Japanの調査によると、営業職は約25.5%を移動や事務作業に費やしており、その結果、年間約8,300億円の経済損失が生じているとされています。これに対抗すべく、Nudge HQは営業の効率化を目指し、人の時間を商談に集中できるようにしています。
価格プラン
Nudge HQの年間契約は月額98,000円(税別)からで、初期費用は不要です。また、14日間の無料トライアルも提供されており、100ユニットが無料で利用できるチャンスもあります。特に大規模な運用が必要な場合には、Standard、Pro、Enterpriseなどの上位プランも利用可能です。
今後の展望として、業種別のAI精度向上や企業間のマッチング機能なども計画されています。営業の課題に対する解決策として、Nudge HQは一つの新しい選択肢となることでしょう。