和洋楽器で楽しむ物語の世界
2月10日と11日の週末、江東区亀戸のカメリアホールにて、子どもから大人までが本格的な音楽体験を楽しめる「かめいど『えまき』和洋楽器コンサート」が開催されます。本コンサートは、合同会社Sound moveと公益財団法人江東区文化コミュニティ財団の共催により実現しました。
コンサートの概要
コンサートは二部構成で、それぞれ異なるテーマで展開されます。
- - その1: 「0歳からの親子で楽しむリトミックと、「うさぎとかめと大きなだいこん!?」物語」
- - その2: 「亀戸に伝わる日本神話」物語
「その1」の魅力
初めに行われる「その1」では、特に小さな子どもを対象にしたリトミックコンサートが楽しめます。日中の45分間のプログラムは、テンポ良く構成されており、子どもたちを飽きさせることなく、様々な楽器紹介や手遊びから物語の上演に移行します。特に、印象的なのが「うさぎとかめと大きなだいこん!?」というアレンジされた物語です。リズミカルな演奏に合わせ、観客も一緒に身体を動かしながら、作品の一部に参加することができます。
「その2」の魅力
夕方以降の「その2」では、地域の伝説をテーマにした神話物語が展開されます。この100分間の公演では、亀戸の神社にまつわる内容が音楽と華舞パフォーマンスと融合し、視覚的にも楽しいステージが実現。物語が進むにつれて、舞台の生け花が完成され、観客の想像力を喚起します。県内外から訪れる方々にとっても、耳と目で楽しむ特別な体験となるでしょう。
音楽と地域のつながり
このイベントは、現代社会の様々な不安要素を背景に、音楽が人々の心を癒やす力を持っていることを再確認する場でもあります。「地域と芸術に触れる機会の一つ」とし、江東区や亀戸に住む皆様に気軽に本格的な音楽を楽しんでいただけることを目指しています。主催者である羽純さんは、自身の子育ての経験から、特に小さなお子様やその親に音楽を通じて安らぎを提供したいと考えています。
募金活動も実施
さらに、今回の公演では令和6年能登半島地震に関連する災害義援金の募金箱も設置され、参加者がそのイニシアティブに貢献できるようになっています。このように、コンサートを通じて少しでも被災者のお役に立てることができればとの願いが込められています。
チケット情報
チケットは、一般向けと子ども向けの料金が設定されています。公演ごとに異なる料金体系となっているため、訪れる方は事前に確認しておくことをお勧めします。販売は亀戸文化センターをはじめとした各種施設、さらにはWEBでも予約可能です。
音楽の共演と地域の物語が融合した「かめいど『えまき』和洋楽器コンサート」。ぜひ家族そろってお気軽にご参加ください。