コーポレートガバナンス実践コンソーシアム シンポジウムの概要
さて、金融庁は12月17日(水曜日)に「逆回転する世界の中で、取締役会の役割を再考する ~中長期的な企業価値の向上に向けて~」をテーマとしたシンポジウムを開催します。このイベントは、今の企業が直面する複雑な経営環境における取締役会の重要性を認識するための場です。
取締役会の役割とは?
シンポジウムでは、企業の取締役会が透明性と公正性をもって迅速に意思決定を行う必要性が強調されます。取締役会は企業戦略を策定し、リスクを管理するそれぞれの役割を果たしていますが、外部環境の変化にどう対応すべきかが問われています。特に、この数年間はグローバルな経済変動やコロナウイルスの影響を受け、経営判断が困難な状況が続いています。
シンポジウムの内容
シンポジウムには、経済学者や企業経営者、業界の専門家が参加し、議論を交わします。企業価値向上のために取締役会が果たすべき役割や、各種ツールや手法を活用する方法についての具体例も紹介される予定です。また、企業の透明性を高めるための法的枠組みや、その中での企業のコミュニケーション戦略についても考察がなされます。
ライブ配信、視聴方法
このシンポジウムは、金融庁のYouTubeチャンネルを通じてライブ配信されます。参加者は事前登録なしで視聴可能で、以下のURLから申し込むことができます。
金融庁 YouTubeチャンネル
参加をおすすめする理由
企業のガバナンスが求められる昨今、取締役会の役割について真剣に考える機会は貴重です。このシンポジウムに参加することで、経営に新たな視点を持ち帰り、自社の企業価値向上に繋げるヒントを得られるでしょう。特に上場企業の経営者や取締役の方々には、実践的な知識や情報を交換する場として重要な意義があると思います。
問い合わせ先
このシンポジウムに関するお問い合わせは、金融庁企画市場局企業開示課までお願い致します。電話受付は平日の10時から17時まで対応しています。緊急のご質問や詳細な情報を知りたい方は、下記の連絡先をご利用ください。
- - 電話: 0570-016811(IP電話からは03-5251-6811)
新しい情報が日々更新される中で、企業の取締役会には柔軟性が求められています。このシンポジウムは、未来の企業運営に必須の知識を得る貴重な機会です。ぜひ、多くの方にご参加いただけることを願っています。