フードバンク埼玉の理事会が開催
2025年2月28日(金)、フードバンク埼玉の2024年度第5回理事会が行われました。会議は、埼玉事業本部の会議室に加え、Zoomを通じても参加が可能とされ、多くの関係者が集まりました。理事や監事、またさまざまな団体からの参加者が一堂に会し、フードバンクの活動内容や今後の計画について議論が交わされました。
開催概要
この理事会は、埼玉県内の社会福祉事業やボランティア活動を支援する重要な機会となります。2024年度の事業報告に基づき、寄贈された食品がどのように地域に提供されたか、今後の活動に対し何が必要かが具体的に考察されました。
参加者紹介
当日は、NPO埼玉ネット、埼玉労福協、埼玉労連、コープみらい生協など多くの団体が会場及びZoomで参加し、課題や成果について情報を共有しました。これにより、各団体の連携が強まり、地域全体での支援体制の強化が期待されています。
協議された事業内容
理事会では、2024年度の事業について主に以下の点が協議されました。
1.
フードバンク活動事業
- 食品の寄贈や購入を通じて、さまざまな施設や団体に必要とされる食品を届けました。
- 埼玉県及びさいたま市との連携が強化され、2024年秋には大規模なキャンペーンを実施予定です。
- 常設型フードドライブ拠点の設置を図り、ホームページを活用した情報発信にも力を入れています。
- ボランティアの参加が促進され、子ども食堂や育児支援を通した地域貢献も強調されました。
2.
啓発事業の取り組み
- 地域内での講演活動や大学生とのインターンシップを通じて、フードバンクの役割や重要性を広める活動が行われました。
3.
寄付事業と財政再建
- 生活困窮者や外国人への支援を続ける一方、収支改善のための方法も話し合われました。会員の拡大や外部からの資金調達の重要性が再確認され、今後も継続的な財政安定化が求められています。
今後の展望
フードバンク埼玉は、困難を抱える地域の人々の支援を強化し、より多くの人々に食の安全を届けるため、継続的な活動を行なっていきます。理事会での話し合いを通じて、実績をもとにした次なるステップが明確になり、地域の支援ネットワークがさらに拡大することが期待されています。
今後もフードバンク埼玉の活動について注目していきたいと思います。地域みんなで支え合う仕組みを構築していくための取り組みが、これからも続いていくことでしょう。