チャネルトーク、ドキュメント機能リリースでAI活用による顧客対応を進化

株式会社Channel Corporationが運営するAll-in-one AIビジネスメッセンジャー「チャネルトーク」は、6月28日に新機能「ドキュメント機能」をリリースしました。この機能は、利用ガイドやブログ記事、開発者向け文書の作成・管理を可能にするもので、チャネルトークの顧客対応をさらに進化させる役割を担います。

ドキュメント機能は、チャネルトークに搭載されている生成型AIエージェント「ALF」と連携することで、より高度な顧客対応を実現します。ALFは、ドキュメント内の情報を基に関連する情報を検索し、適切な回答を生成することで、顧客からの問い合わせ対応を自動化・効率化します。さらに、7月末にはRAG（Retrieval-Augmented Generation：検索拡張生成）が搭載される予定で、ALFによる情報検索の精度が向上し、より的確な回答を生成できるようになります。

ドキュメント機能は、チャネルトークの有料プランをご契約中の場合、追加費用なしでご利用いただけます。従来は、利用ガイドなどのドキュメントを別途ドメインを用意して管理する必要がありましたが、本機能により、チャネルトーク内で一元的に管理することが可能になります。また、ドキュメントの編集・管理はチャネルトーク内の管理画面から行うため、他のツールを利用する必要がなく、業務効率が向上します。

ドキュメント機能は、利用ガイドだけでなく、ブログやブランドからのお知らせページなど、さまざまな用途に活用できます。チャネルトークでは、AIを活用した顧客対応の強化に取り組んでおり、今回のドキュメント機能のリリースは、その取り組みの一環となります。今後、AIと人間のサポートを組み合わせることで、顧客体験をさらに向上させるサービスを開発していく予定です。