池袋をミステリーで彩る「としまミステリーフェス」
2024年11月1日から、東京都豊島区にて「としまミステリーフェス」が開催されます。このフェスは、江戸川乱歩の生誕130周年を祝し、豊島区や民間企業、大学が連携して展開されるもので、池袋をミステリーの街として盛り上げることが目的です。
豊島区と一般社団法人としまアートカルチャーまちづくり協議会が主催し、様々な体験型コンテンツがそろうこのイベントでは、推理体験から朗読劇、さらには謎解きアトラクションまで、多岐にわたるプログラムが用意されています。
多彩なプログラム内容
まず注目すべきは、11月2日(土)に開催される
推理体験イベントです。江戸川乱歩の代表作『黒蜥蜴』の謎に迫るこのイベントでは、観客は迫力ある映像を観ながら捜査資料をもとに事件の真相を追いかけます。参加費は大人2,000円、子ども1,000円と、手頃な価格で本格的な推理体験が楽しめます。
続いて、11月3日と4日には
朗読劇『鬼』が行われます。人気声優たちが豪華に出演し、音声と映像が織りなす演出で、江戸川乱歩の世界を堪能できるチャンスです。参加費は一般3,000円、子ども1,000円で、貴重な体験ができること間違いなしです。
また、同じく11月2日から4日には、
立教大学学園祭での謎解きイベントも予定されています。立教大学内がフィールドとなり、参加者はさまざまなミステリーアトラクションに挑戦することができます。この間、池袋ミステリータウンの公式カフェが学園祭をジャックし、無料で楽しめるゲームも展開予定です。
さらに、11月2日には
講談社による読み聞かせイベントも開催されます。子どもたちに向けた楽しい絵本の読み聞かせが行われ、ファミリーでの参加にもぴったりです。
また、
ミステリーウォーキングも充実しており、大正大学の学生が考案したストーリーに従って池袋の街を巡ることができます。音声ガイドを使って、街に点在するフクロウ像を見つけながら、不思議な物語の世界に浸ることができます。これらのウォーキングイベントは、11月中の土・日・祝日を中心に行われます。
合同企画とミステリーの旅
最後に、西武鉄道と東武鉄道の合同企画による
途中下車ミステリーも見逃せません。池袋のミステリーの影響を受けた二人の女性の記憶を取り戻す旅が描かれ、自分のストーリーに没入しながら楽しむことができます。期間は11月1日から12月5日までと長期間にわたります。
このように、「としまミステリーフェス」では、参加者が自らの手で謎を解き、江戸川乱歩の作品を体験する多彩なプログラムが用意されています。ミステリー愛好者や家族連れ、友人同士での参加も大歓迎です。ぜひ池袋の街へ足を運び、ミステリーの世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。