見逃せない!「みかんくれよん」の魅力
和歌山県の特産品であるみかんを用いた新しいアップサイクル商品、「みかんくれよん」が注目を集めています。この商品を開発した株式会社はまさとは、地域の一次産業を支援し、持続可能な資源活用を目指す地域商社です。特に特徴的なのは、みかんの栽培過程で生じた廃棄物を素材として活用していることです。
商品開発の背景
「おいしいみかんが出来るまで」というテーマからスタートした「みかんくれよん」の開発。代表の南村真衣さんは、経済的な利益を追求するだけでなく、消費者にみかんのストーリーを知ってもらいたいと考えました。生産者への取材や圃場訪問を通じて、子どもも大人も楽しめる形で農業の面白さや大切さを伝えられる商品に仕上げられています。
「みかんくれよん」の商品概要
「みかんくれよん」は、全5色のクレヨンを展開しており、それぞれの色にはみかんの栽培に関連した素材が使用されています。例えば、青みかん色は間引きによって落とされる摘果みかん、じゃばら色は温州みかんと収穫時期をずらして取れる雑柑など、全て自然由来の素材です。そのため、安全性が高く、万が一口にしてしまった場合でも安心です。素材をパウダー状に加工する工程では、農家のドライフルーツ機や粉末パウダー加工機が活用されています。
パッケージデザインとコミュニティ支援
パッケージデザインにも一工夫があります。「和歌山ふぉんと」と呼ばれるご当地フォントを採用し、障がい者のアート作品をベースにしたデザインが施されています。収益の一部が福祉活動に還元される仕組みも整えられています。これにより、地域社会に対する貢献も果たすことができます。
クラウドファンディングでの挑戦
現在、「みかんくれよん」はクラウドファンディングに挑戦中です。地域の産業廃棄物を活用しながら開発したこの製品は、単にお土産物としてだけでなく、和歌山の魅力を広める一助ともなりえます。オンラインプラットフォームでは商品の詳細なストーリーを確認することができ、多くの人々にこの新しい試みを知ってもらえる機会を提供しています。
株式会社はまさとのビジョン
株式会社はまさとは、2023年7月6日に設立されました。、「浜と里をもっとおもしろく」をコンセプトに、和歌山県内の一次産業の支援を行う地域商社として活躍しています。その一環として運営される産直ECサイト「5STAR MARCHE」では、生産者の持つ特産品を直接消費者へ届ける仕組みを提供しており、生産者と連携して地域の課題を解決することを目指しています。
未来を見据えた取り組み
このような取り組みを通じて、株式会社はまさとは一次産業の活性化や地域経済の支援に力を入れています。「みかんくれよん」を通じて、多くの人々にその魅力を伝え、持続可能な未来を築くための活動が今後も続けられていくことでしょう。
詳細情報
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