星野リゾートと東京モード学園が旅をテーマにデザインプロジェクトを実施

星野リゾートと東京モード学園のコラボレーション

星野リゾートが展開する「BEB（ベブ）」は、東京モード学園と共に、旅をテーマにした産学連携プロジェクトの第二弾を発表しました。このプロジェクトでは、若い世代に向けて、旅の楽しさをより引き立てる朝食アイテムのデザインを考案しています。2024年12月1日から、軽井沢の「BEB5軽井沢 by 星野リゾート」で新デザインを取り入れた朝食が提供される予定です。

プロジェクトの概要と背景

このプロジェクトの目的は、東京モード学園の学生がデザインしたアイテムを通じて、旅行する際の朝食タイムをより特別なものにすることです。第一弾では茨城の「BEB5土浦」で実施された自転車旅体験とメイク講座の動画制作が行われましたが、第二弾では軽井沢での滞在を通して、カップスリーブやトレーペーパー、ペーパーナプキンなど、朝食にちなんだ様々なデザインが発表されます。

「BEB」は、ファッションや美容への関心が高い若い世代をターゲットにしており、SNSを活用しながら独自のスタイルを楽しむ文化が根付いている世代です。このような背景から、「BEB」は地域ごとの個性を取り入れた体験を提供すべく、デザインを考案しています。

デザイン制作に参加した学生の思い

今回のプロジェクトに参加した東京モード学園の学生たちが、どのようなデザインを考案したのか、一部の学生の感想を紹介します。

- 小林柚月さんのデザインは、軽井沢の自然の雰囲気を意識しつつ、BEBのポップなロゴを自らのデザインに取り入れる工夫を凝らしました。特にトレーペーパーのデザインは、昼と夜で異なるアプローチをしています。「朝食を楽しむ方々に、特別な体験を提供したい」という強い思いが込められています。

- 駒田彩華さんは、BEBのフレンドリーな雰囲気と自然を愛する心を反映させたナプキンのデザインを担当しました。「お客様が笑顔になれるようなメッセージを考えた」と語り、様々な場面で楽しんでほしいという願いが感じられます。

- キムスミンさんは、ラテアートのアイディアをデザインに取り入れ、自身の専門知識を活かして、BEBブランドの認知度を高めるための工夫をしました。「実際に使われる場面を想像しながらデザインすることができ、喜びを感じています」と話しています。

未来の展望

このように、BEBと東京モード学園のコラボレーションは、楽しい旅の体験をデザインを通じて提供することを目的としています。第一弾の動画制作から第二弾の朝食アイテムのデザインに至るまで、学生たちはそれぞれの地域やテーマを深く理解しながら、思考を広げ、試行錯誤を繰り返しながら取り組んできました。

「BEB」は今後も、旅の楽しさを感じてもらうための新しい試みを続けていく方針で、産学連携プロジェクトが企業における出会いの場ともなり進化していくことを期待しています。この取り組みを通じて、学生たちが実社会でのデザイン力を磨き、顧客とのコミュニケーションを深める機会になることでしょう。