RD20東京シンポジウム2024 〜クリーンエネルギーの未来を切り拓く
2024年10月11日、東京のイイノカンファレンスセンターにて、今後のクリーンエネルギー技術に関する国際会議RD20の国内イベント「RD20東京シンポジウム2024」が初開催される。このシンポジウムは、インドで行われるG20各国の国立研究所リーダーによる国際会議に先立つ形で実施され、カーボンニュートラルをテーマに世界のリーダーたちが最新の技術戦略を議論する場となる。
シンポジウムの目的
本シンポジウムの主な目的は、クリーンエネルギー分野の革新を推進することである。カーボンニュートラルを目指す中、太陽光発電、水素、バイオ燃料の技術がどのように発展しているのかを、世界中の研究者や専門家たちが共有することで、国内外の技術交流を促進させる狙いがある。そのため、日本国内外の多くの研究者や企業も参加し、意見交換や情報の共有を行う。
講演者とプログラム
海外からは、インドのTERIやドイツのFraunhofer-ISE、国際的な水素プログラム(IPHE)の研究者が登壇し、それぞれの専門分野における最新の研究成果を紹介する。また、日本からは、豊田中央研究所の所長である志満津孝氏や、名古屋大学の川尻喜章教授、九州大学の石原達己教授など、著名な研究者たちが講演を行う予定だ。さらに、2021年のノーベル化学賞受賞者である吉野彰氏も参加し、ゼロエミッションに向けた研究の重要性を説く。
ポスターセッションとネットワーキング
シンポジウムでは、ポスターセッションも設けられており、企業や研究機関が新たなカーボンニュートラル技術を発表する予定だ。このセッションでは、参加者同士が実際に技術やアイデアを共有し、コラボレーションの機会を持つことができる場となる。
参加方法
参加希望者は、公式ウェブサイトから事前に登録が必要であり、詳細なプログラムや参加方法については、Webサイトで確認できる。また、当日は会場での参加だけでなく、オンラインでも視聴できるため、全国どこからでも参加可能だ。
終わりに
これからのエネルギー技術の革新が求められる中、RD20東京シンポジウム2024は、重要な情報共有の場になると期待されている。国際的な視野でカーボンニュートラルに向けた取り組みを進める研究者たちの知見や技術が集結するこのイベントは、クリーンエネルギーの未来を考える上で欠かせない機会となるだろう。是非多くの方々にご参加いただき、未来への一歩を共に踏み出していただきたい。