新宿区で心をつなぐ音楽祭「こころのうた」開催決定！

新宿で開催される「こころのうた」音楽祭とは

2026年2月7日、新宿区の牛込箪笥区民ホールで、認定NPO法人日本国際親善協会による国際交流イベント「こころのうた～Song of the Heart」が開催されます。このイベントは、日本人と外国人がそれぞれの心の歌やふるさとの歌を歌い合い、文化の壁を越えて交流する機会を提供します。

音楽を通じた新しい国際交流の試み

新宿区は、さまざまな国籍を持つ人々が共生する多様な地域です。この「こころのうた」イベントは、単なる音楽の祭典にとどまらず、国籍や世代を超えて人々が自然に交流できる場を目指しています。音楽は言葉の壁を乗り越え、共感と理解を促進します。

多文化共生の現状と課題

新宿区内には、約130の国と地域から4万人以上の外国人住民が暮らし、区民の約13％を占めています。これほどの多様性がある一方で、交流の機会が限られている現状もあります。地域の調査によると、外国人住民の多くが「友人が少なく、言葉の壁に悩む」と答える一方で、文化理解の重要性に対する認識も高まっています。特に、高齢者の孤立という社会問題が深刻化する中で、外国人高齢者も同様の状況に直面しています。

音楽が開く心の扉

「こころのうた」イベントは、歌を通じてこれらの課題を解決するための一環です。当日は、事前選考を通過した20名の出演者が、国や年齢を問わず自身の「心の歌」を披露します。また、会場全体が参加できる合唱コーナーも設けられており、皆で音楽を楽しみながら交流を深めることができます。出演者には認定証やドリンクチケットが贈られ、その挑戦を称賛します。

終わりなき交流の場を目指して

このイベントは一度限りのものではなく、定期的な「歌のコミュニティ」を形成することを目的としています。音楽の力で人と人との距離を縮め、持続可能な国際交流を促進します。音楽がもたらすつながりを感じながら、参加者同士の新たな友情が芽生えることを期待しています。

参加者の呼びかけ

「こころのうた」では、新宿区在住または訪問中の日本人と外国人を対象に出演者を募集しています。年齢や国籍は問いません。興味のある方は、指定のメールアドレスに音源を送信してください。参加費は1,000円で、応募締切は2026年1月10日です。

新宿区での心をつなぐ音楽祭に、ぜひご参加ください。音楽を通じて新たな交流を体験し、多文化共生の一翼を担う機会になります。