新しい供養の形
2023-08-23 12:06:45

モダンな供養の形『音心具』で大切な想いを引き継ぐ新しい提案

音色で心をつなぐ『音心具』



株式会社山口久乗が新たに提案する「音心具」は、音具(おんぐ)と心具(しんぐ)を組み合わせた現代的な供養の形として注目を集めています。2023年9月6日から東京ビッグサイトで開催される「東京インターナショナル・ギフト・ショー2023秋」において、その魅力が披露されます。

音具と心具の魅力



「音具」とは、心を伝える久乗おりんのことで、その音色は人の心に響く至高のもの。これらは、仏具としてだけでなく、日常のインテリアとしても活用され、清らかな音色が暮らしを彩ります。

一方「心具」は、故人を偲ぶための特別な器で、形見を収めるための「かたみいれ」などが含まれます。このように、供養の形が多様化する中で、個々人の思いに寄り添うことを目的としたアイテムが誕生しました。

デザインと技術の融合



音心具には、様々なデザインが施され、たとえば「宵の桜」と「天空の華」などのシリーズがあります。「宵の桜」は、何層もの色を重ねて焼き付け塗装を施し、雪洞で照らされた美しい桜の景色を表現しています。一方、「天空の華」では、青貝螺鈿を巧みに使用し、花火を模したデザインが取り入れられています。

このように、既存の供養文化に新たな解釈を加え、現代のライフスタイルにマッチした製品が登場しています。

伝統のこだわり



富山県高岡市で115年余りの歴史を持つ株式会社山口久乗は、高岡銅器の職人による高い技術で知られています。伝統工芸の精神を大事にしながらも、時代のニーズに応じた「音心具」のように新しい形も模索しています。この会社は、仏具としてだけでなく、高岡の文化や日常工芸を広げる役割も担っています。

大切な想いを形に



「音心具」を通じて、個々の特別な思いを持った形見を大切に納めることで、それぞれの物語が生まれます。また、これらのアイテムは、ただの供養の道具ではなく、家の中で様々な形で日常的に楽しむことができる芸術品でもあります。これにより、故人を偲ぶための供養の意義がより深まります。

次世代への継承



山口久乗は、技術の進化と共に伝統を守り続けることにも気を配っています。このように、音心具が生まれる背景には、ただの商業的な視点だけでなく、職人としての誇り、家族の温かさ、思い出の儚さが息づいています。これは、次世代へと受け継がれ、今後の子供たちにも続いていくべき文化です。

まとめ



新しい供養の形「音心具」は、ただの道具ではなく、音色やデザインを通じて心を通わす存在です。故人への想いを大切にしながら、自分自身のライフスタイルにも合ったアイテムを見つけてみてはいかがでしょうか。

会社情報

会社名
株式会社山口久乗
住所
富山県高岡市内免2-5-80
電話番号
0766-22-0993

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