日本初導入のエンジニア教育「アプレンティスシップ」
近年、世界中で高い注目を浴びている「アプレンティスシップ」と呼ばれる徒弟制度が、ついに日本でもスタートします。この制度は、イギリスやアメリカで発展しており、主にテクノロジー企業によって導入されてきました。ユーブルの山浦代表が提唱するこの新たなエンジニア教育コンセプトは、「社会に教室を。」という理念のもと、学びと実践の場を企業内に提供します。
アプレンティスシップ制度の定義と背景
アプレンティスシップは、ただ教室で学ぶのではなく、リアルなビジネス環境での実習を通じてスキルを習得する教育制度です。従来、日本では高校卒業後の進路は大学進学や就職が一般的でしたが、この新制度により、企業での実習を経て、そのまま就職に結びつく新たな選択肢が生まれます。これは、ビジネス環境での実務経験が非常に重要視される現代において、特に有望なアプローチです。
山浦氏の経験を生かす
ユーブル代表の山浦氏は、個人の経験からこの制度の必要性を強く感じています。彼は新卒で入社したIT企業でエンジニアに転職し、その後、プログラミング講師としても活動。多くの受講生がプログラミングスクールを卒業した後に直面する、実務経験不足による求人難や技術の習得が乏しい職場環境に苦しむ姿を見て、この制度を日本に導入することを決定しました。
業界の課題を解決する
従来のプログラミング教育では、スクールでの学習と実際の採用基準のギャップが大きく、また卒業後も技術を使わず雑務に追われるケースが多々ありました。アプレンティスシップはこの問題を解決するため、未経験者が企業内で実際に働く中で必要な能力を磨き、経験を積むことができます。こうして、企業も即戦力となる人材を育てやすくなるわけです。
プログラムの内容
1. 選考テストの実施
参加希望者は、まず選考テストを受ける必要があります。18歳以上であれば学歴や経歴問わず応募可能です。
2. 集中学習
選考を通過した者は、同じチームで4ヶ月間の集中学習に入ります。この期間に基本的なエンジニアリングスキルをしっかりと習得することが目指されます。
3. 現場での有給実習
パワフルな実習環境では、高時給で働きながら技術を磨くことができ、ここでの実績が評価されるとそのまま企業から内定が薦められる仕組みです。これにより、本気でエンジニアを目指す人たちがより早くキャリアを築ける可能性が広がります。
社会的意味と未来展望
この新制度は、エンジニア育成の道を根本から変えるポテンシャルを秘めています。実務経験を積むことができるだけでなく、企業側も即戦力の人材を確保できるため、ウィンウィンの関係が成り立つのです。アプレンティスシップ制度の普及を通じて、日本のIT業界の課題解決に寄与し、新しいキャリアパスの構築を目指しています。
これにより、日本のIT教育が今後さらに進化し、より多くの人がエンジニアとしての夢を実現できるようになることが期待されます。
参加を希望する方へ
学費は完全無料で、実習中も高時給が提供されるこのプログラムへのエントリーはすでに始まっています。興味がある方は、ぜひ公式サイトをチェックしてください!
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