持続可能な食文化
2024-10-25 18:23:20

食の持続可能性を追求する京都ファミリーと大和学園の共同プロジェクト

京都ファミリーと大和学園の新たな取り組み



京都の食文化を大切にしながら、食品ロス問題に立ち向かう「食品ロスゼロプロジェクト」が、新たなキャンペーンをスタートさせました。このプロジェクトは、京都ファミリー、ミツカン、そして京都調理師専門学校の三者がタッグを組み、「もったい鍋®︎」をテーマにした取り組みです。食品ロスの削減を目的に、地域の旬な食材を最大限に活用することを目指しています。

「もったい鍋®」とは?



「もったい鍋®」は、2020年に誕生したデュアルキャンペーンの一環であり、京都市とミツカンのコラボレーションによって推進されてきました。食品ロスとなりやすい野菜を使った鍋料理を提案することで、消費者に対して食品の使い切りを促しています。特に冬季には、地域で採れた野菜を余すことなく楽しむためのレシピが必要です。

オリジナルレシピの開発



京都調理師専門学校では、家庭でも簡単に作れるオリジナルレシピを3つ考案しました。これらのレシピは、旬の野菜や肉、魚をたっぷり使用しており、それぞれの店舗で取り扱われる新鮮な食材に合った内容となっています。

特に注目すべきは、「九条ねぎたっぷり!やみつき旨辛麻婆鍋」と「九条ねぎ香る!さっぱり鶏すき鍋」という2つの鍋レシピです。これらのレシピでは、地元の九条ねぎをふんだんに使い、食感や香り、味わいを存分に引き出す工夫が盛り込まれています。

食品ロス削減活動の進化



2022年度には、京都製菓製パン技術専門学校が参加し、「食品ロス×企業課題×ベーカリー」のテーマで新たなメニューを開発しました。専門学校の学生が提案したレシピが実際に販売される一方で、食品ロスの理念を学び、実践する機会を得ることができました。

SDGsに向けての大きな挑戦



大和学園は、「taiwa 1000 SDGsプロジェクト~Road to EXPO2025~」という一大構想にも取り組んでいます。このプロジェクトでは、2025年に開催される大阪・関西万博に向けて、SDGsに関わる1,000のプロジェクトの実現を目指しています。参加校や地域が一体となり、持続可能な社会の実現に寄与する活動が進められています。

おわりに



このような取り組みを通じて、食品ロス問題の解決や地域活性化、新たな食文化の創造が進められています。おいしさとともに、持続可能な未来を見据えた食事が広がっていくことを期待したいと思います。料理を通じて、私たちができることを見つけていけたら素晴らしいですね。


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会社情報

会社名
学校法人大和学園
住所
京都市中京区河原町二条下ル下丸屋町396番地の3
電話番号
075-241-0891

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