大阪万博とSALIOT
2025-04-10 14:50:58

2025年大阪・関西万博でミネベアミツミがスマートLED照明SALIOTを提供

2025年大阪・関西万博でのミネベアミツミの役割



2025年の大阪・関西万博に向けて、ミネベアミツミ株式会社が運営参加サプライヤーとして協賛することが発表されました。万博の開催期間は2025年4月13日から10月13日までの184日間、会場は大阪夢洲(ゆめしま)です。同社は、スマートLED照明器具「SALIOT」を200台提供する予定です。

SALIOTの特長



「SALIOT」は、Smart Adjustable Light for the Internet Of Thingsの略称で、ミネベアミツミが独自に開発したIoT照明器具です。この製品は、LEDバックライト技術を用いた樹脂成形技術を駆使しており、光学設計に基づいたレンズを搭載しています。また、モーター制御や無線技術の応用により、スマートフォンやタブレットから照明の向きや明るさ、光の色や配光角度を自在に調整できます。

展示施設「ギャラリー WEST」では、SALIOTの「S3シリーズ」が導入されます。このシリーズは、演色性(Ra)90を誇る高機能性を持ち、多種多様なイベントに対応できる空間を提供します。小型の軽量デザイン(W:179mm、H:221mm、φ53mm、0.8kg)ながら、美術館や博物館で使用される高品質照明を体験できます。

未来を見据えたビジョン



ミネベアミツミは、「より良き品を、より早く、より多く、より安く、より賢くつくる」という経営理念のもと、持続可能で地球に優しい社会の実現に向けた取り組みを強化しています。大阪・関西万博への協賛を通じて、社会的課題の解決に貢献する姿勢を示しています。

万博のテーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」であり、サブテーマには「いのちを救う」「いのちに力を与える」「いのちをつなぐ」が掲げられています。このコンセプトが体現される場で、SALIOTは訪れる人々に快適な体験を提供します。例えば、イベントの内容に応じて、照明設定を簡単に変更することで、最適な展示環境が整えられます。

SALIOTの技術的特長



SALIOTは、消費電力19.2W(モーター動作時)で、可動範囲は水平方向0~180°、垂直方向±90°、配光角は16°~28°です。調光範囲は1~100%まで対応可能で、非常に柔軟な照明環境を提供します。色温度は3500Kから4000Kまで調整でき、明るさも狭角974lmから994lm、広角1036lmから1057lmまでの変更が可能です。

今後、万博での具体的な展示計画に応じて、現場での詳細な調整も行う予定です。未来に向けて、照明業界の革新の一端を担うSALIOTは、技術とデザインの融合によって、人々の生活に新たな価値を提供します。

まとめ



2025年の大阪・関西万博でのミネベアミツミの協賛は、単なる照明の提供にとどまらず、持続可能性や社会貢献を視野に入れた重要な一歩です。未来の社会に向けたその取り組みが、来るべき万博の成功につながることを期待しています。詳しい情報については、ミネベアミツミの公式ウェブサイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
ミネベアミツミ株式会社
住所
東京都港区東新橋1-9-3
電話番号
03-6758-6711

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