「胸キュン!GOMI拾い 2025」活動報告
2025年8月11日、山の日を記念して、群馬県前橋市・赤城山大沼湖畔で「胸キュン!GOMI拾い 2025」が開催されました。このイベントは、NPO法人維新隊ユネスコクラブとTHE J.V.株式会社が立ち上げた協創プラットフォーム「earth clinic」が主催。参加者は現地37名、オンライン14名の計51名が集まり、共に環境保護活動に取り組みました。
イベントの背景と目的
赤城山のカルデラ湖である大沼の美しい風景を守るため、参加者は「山を守ることが流域を守る」という意識を持ちながらごみ拾いを実施。ふだんは見るだけの山を自ら歩いてごみを拾うことで、自然とのつながりを深めることが狙いです。さらに、「胸キュン!」という楽しさを取り入れて仲間意識を育み、達成感を共に分かち合うコミュニティの形成を目指しました。
開催の様子と使用アイテム
今回、参加者にはトートバッグ専門ブランドROOTOTEの「ROO Garbage(ルー・ガービッジ)」を使用しました。このバッグは見た目が良く、取っ手もついているためごみ拾いに適しており、ご利用者からも好評を得ました。市販のごみ袋をセットして繰り返し使用できるため、環境に優しい選択でもあります。
ごみの一時保管は、赤城山大洞自治会の協力により適切に行われました。
イベント当日のタイムライン
- - 10:00 受付開始・安全説明・チーム分け
- - 10:20 ごみ拾い開始
- - 11:20 全チームゴール・ごみ計量
- - 11:45 閉会式(成果共有)
成果報告
イベントを通じての成果は以下の通りです:
会場(前橋・赤城山大沼)
- - 参加者数:37名
- - “つないだ手”の長さ:5,623 cm
- - 可燃ごみ:17,870 g
- - 不燃ごみ:46,100 g
- - たばこごみ:100 g
オンライン
- - 参加者数:14名
- - “つないだ手”の長さ:2,225 cm
- - 可燃ごみ:5,340 g
- - 不燃ごみ:2,053 g
- - たばこごみ:235 g
合計
- - 参加者数:51名
- - “つないだ手”の長さ:7,848 cm
- - 可燃ごみ:23,210 g
- - 不燃ごみ:48,153 g
- - たばこごみ:335 g
参加者のエピソード
参加者からは感動的なエピソードが寄せられました。特に湖畔にあったガラス瓶の破片を拾ったときには、「これを踏んでいる人がいたら大変だ」との会話があり、思いやりの心が溢れていました。また、汗をかきながらごみを運ぶ子どもたちの姿には「キュン」とさせられたとの声も。
参加者一人一人が地球にやさしい行動を考え、自主的に活動する姿勢が見られました。このような機会を通じて、心も一新したという声も多く寄せられました。
主催者の声
NPO法人維新隊ユネスコクラブの理事長、濱松敏廣氏は、「雨の予報にもかかわらず、多くの親子が集まってくれたのが嬉しい。赤城の自然と地域のつながりを感じることができたイベントだった」と話しています。行うこと自体の重要性のみならず、地域を通じた教育的意義も再確認することができました。
次回イベントの予告
この素晴らしい体験の後、次回は9月20日(土)に「胸キュン!GOMI拾い」が新宿中央公園で開催されます。より多くの人とともに、自らの手で地域を守る活動に参加しませんか?
地球環境を考える一歩として、皆様の参加をお待ちしております。