カサナレ株式会社がリコーの「TRIBUS 2025」に採択
カサナレ株式会社(本社:東京都渋谷区)は、リコーが主催する統合型アクセラレータープログラム「TRIBUS 2025」において、応募総数の中から選ばれたことを発表しました。このプログラムは、新規事業の創出を目指すもので、今年度は過去最多となる255件の応募があり、その中からスタートアップ8社と社内起業家4チームが選ばれました。
TRIBUS 2025とは?
リコーによる「TRIBUS 2025」は、スタートアップ企業との共創を通して新しいビジネスモデルを模索するプラットフォームです。今年度は「出会いが変える 未来の選択肢」というテーマの下、全国からの参加者の中から注目企業が選出されました。
選ばれた企業は、約5か月間にわたりリコーグループの専門家からのメンタリングや、実証実験の支援を受けることができます。その成果は、来年の2月に行われる「Investors Day」で発表される予定です。
カサナレの強み
カサナレは、「生成AIを高精度かつ安心安全に活用するためのノウハウ」を持つスタートアップです。彼らの技術は、AIの自己進化を促進するフィードバックシステムに基づいており、エンタープライズ企業向けのサービスを展開しています。
リコーとの提携によって、カサナレは以下の3つの領域での共創を目指しています:
- - 営業連携:リコーの顧客向けに生成AIサービスの共同提案を行う
- - 社内AI活用:内部でのAI活用を進めるための支援やツール提供
- - 共同研究:リコーが開発する独自のLLMの精度検証と応用についての研究
今後の展開
「TRIBUS 2025」に参加することで、カサナレはリコーとの連携を強化し、生成AIの活用に新しいビジネスモデルを持ち込むことを目指します。カサナレは、リコーグループとの共創を通じて、業務変革を実現するための活動を進めていきます。
カサナレについて
カサナレ株式会社は、2022年に設立されたスタートアップで、東京都渋谷区に本社を構えています。「現場から未来をつくる」というビジョンのもと、企業の知的資産を競争力へと変換することを目指しています。また、2025年には「Forbes JAPAN’s AI 50」や「Japan Financial Innovation Award」にも選出され、注目を集めている企業です。
これからのカサナレの成長と提携の進展から目が離せません。彼らの活動が実現する新たなビジネスモデルや価値創造に期待が高まります。