2025年2月28日、兵庫県神戸市に新たなマルチテナント型物流施設「CPD西宮北WEST」が竣工しました。この施設は、阪神流通センターに近接し、交通アクセスの良さに加え、働く人々への配慮が盛り込まれています。施設の場所は、中国自動車道「西宮北」ICから約2kmの距離にあり、新名神高速道路や阪神高速7号北神戸線への接続も容易です。さらに、神戸電鉄三田線「岡場」駅から徒歩約5分と、従業員にとって通勤が非常に便利な立地となっています。
施設は、最新の物流仕様が充実しており、共用休憩室やドライバー用トイレ、喫煙スペースといったアメニティも完備されています。外壁には高い断熱性能を持つサンドイッチパネルを使用し、高効率空調機器と省エネ型のLED照明が全館に設置されています。これにより、環境負荷を減少させる取り組みがなされています。
この成果は、CASBEEの「Aランク」、BELSの「5スター」と、最先端のZEB Ready(ゼロ・エネルギー・ビル)評価も得ており、環境に優しい物流施設としての地位を確立しています。また、非常用発電機の設置がなされており、入居企業の事業継続計画(BCP)の支援にも貢献しています。
ダイビル株式会社が手がける本プロジェクトは、中長期経営計画2035「BUILD NEXT.」の一環として位置付けられ、国内事業戦略の重要な要素とされています。物流不動産への投資は、商船三井のグループビジョンとも一致しており、今後も優良物件の取得に積極的に取り組む方針です。
さらに、CPD西宮北WESTに隣接している新たなマルチテナント型物流施設「CPD西宮北EAST」の開発も進行中で、こちらの竣工は2025年7月末を予定しています。新たな物流ハブとなるであろうこれらの施設が、地域と経済に与える影響は大きく、今後の進展に期待が高まります。ご興味のある方はぜひダイビル株式会社の開発企画部までお問い合わせください。