『better相続』の革新
2020-01-15 13:00:55

テクノロジーで相続に新たな光をもたらす『better相続』が資金調達に成功

相続問題解決の新たなカタチ



近年、相続税申告の手続きが煩雑化している中、テクノロジーを活用した新しいサービス『better相続』が注目を集めています。このサービスは、税理士業務を効率化するためのクラウド型プラットフォームであり、最新の技術を駆使して相続税申告書の作成をサポートします。

サービスの特徴



『better相続』では、税理士が行う業務を整理し、4つのフローに分けて提供しています。ユーザーはガイドに沿って情報を入力することで、相続財産の洗い出しから相続税申告書の完成までをスムーズに進めることが可能です。さらに、AI機能も搭載しており、必要な資料の選出や、最適な情報入力項目の提示が行われるため、作業の時間短縮とミスの削減が見込まれます。

このように、テクノロジーによって相続申告に関する課題を解決し、利用者にとっての利便性を高めることが『better相続』の目指すところです。現在、特許出願も進めているとのことで、さらなる発展が期待されます。

相続税申告における課題



相続税申告者数は、2015年1月の法改正以降増加の一途をたどっています。相続税がもはや富裕層だけの問題ではなくなり、多くの一般家庭もこの問題に直面するようになっています。がゆえに、アナログな解決策が依然として主流であり、テクノロジーの導入が遅れているのが実情です。

その結果、多くの相続人は以下のような悩みを抱えています:
  • - 相続税が少額でも、税理士報酬が高い。
  • - 忙しくて税理士への相談が難しい。
  • - 自分で申告すると追徴課税のリスクが心配。
  • - 複雑な法律に対処しきれず、何から始めれば良いかわからない。
  • - 節税方法がわからず、どう対策すれば良いか悩んでいる。

代表からのメッセージ



代表取締役の安東容杜氏は「相続税申告サービス『better相続』の開発は法改正や高齢化によって生じる社会的ニーズに応えたものです。相続業界には多くの課題があり、解決策の大部分が長年更新されていませんでした。このような状況を変えたいという思いが、このサービスの出発点です。テクノロジーを最大限に活用して、相続問題を根本から変えていきます」と述べています。

株式会社betterの成り立ち



『better』は2018年に設立され、主に公認会計士や税理士、リクルート出身のエンジニアで構成されています。設立から間もなく、ニッセイ・キャピタルのアクセラレーションプログラムに採択され、テクノロジーの力を生かすサービス開発を進めています。

今後の展開



『better相続』は、相続税申告だけではなく、相続に関連するあらゆる問題を解決するための取り組みを続けていきます。今後の進展に期待しましょう。相続税申告の煩わしさを解消し、より多くの人が安心して相続を受けることができる社会の実現を目指しています。

会社情報

会社名
株式会社better
住所
東京都中央区日本橋人形町一丁目5番5号芳町ビル301
電話番号

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