銀座の老舗百貨店「和光」が、7月1日から8月21日まで「WAKO's SDGs Month」を開催することを発表しました。
和光は、セイコーグループの一員として、持続可能な社会の発展に貢献し、企業価値向上を追求しています。今回の「WAKO's SDGs Month」では、「GOOD LOOP」をテーマに、より良い社会の好循環に向けて、様々な取り組みを行います。
特に注目すべきは、石川・能登の伝統工芸作家とのコラボレーションです。2024年1月に発生した令和6年能登半島地震で大きな被害を受けた石川・能登地域。和光は、伝統工芸の復興支援と継承に貢献するため、7月1日から17日までの期間、本店各ショーウインドウにて、15名の作家による作品展示を行います。
展示される作品は、大樋焼、九谷焼、漆芸、珠洲焼など、石川・能登の伝統工芸を代表する作品ばかり。作家たちのメッセージとともに、それぞれの作品の魅力が紹介されます。
和光は、戦前から石川・能登の伝統工芸作家との深い繋がりを持ち、長年にわたって地域の文化発展に貢献してきました。今回の展示を通して、伝統工芸の魅力を改めて発信するとともに、被災地の復興を支援することで、地域社会との連携を強化していくことを目指しています。
さらに、和光は、店内各ショーウインドウのディスプレイに、利用可能素材、アップサイクル素材、FSC認証素材を使用するなど、サステナビリティを意識した取り組みを進めています。ショーウインドウには、能登ヒバの集成材や能登瓦の破片を使用し、地域の資源を活用した空間演出を実現しています。
また、セイコーハウスの時計塔は、期間中毎日、日没から22時までグリーンにライトアップされます。ライトアップには太陽光発電所由来の再生可能エネルギー電気を使用することで、環境への配慮を体現しています。
和光は、「WAKO's SDGs Month」を通して、お客様と従業員、地域社会、そして地球全体の持続可能な発展に向けた取り組みを強化していきます。