名古屋タカシマヤと常磐小学校がコラボレーション
名古屋の名物、名古屋タカシマヤが地域の小学校と連携して、新たなお弁当を開発しました。このプロジェクトでは、名古屋市立常磐小学校の小学生が考案したアイデアを元に、東海三県の美味しい食材を使用したお弁当が商品化されます。子どもたちの創造力を活かしたこの活動は、教育の一環としても非常に意義のあるものとなります。
キャリア教育としての授業
今年の5月、タカシマヤの社員が常磐小学校で特別授業を行い、143名の6年生に対してお弁当の開発プロセスや地域の食材について教えました。授業では、実際にお弁当が形になるまでの過程や、商品の重要性、接客の基本などが幅広く取り上げられ、子どもたちが自らアイデアを出し合うグループワークが行われました。
お弁当の模擬販売会
その成果を発表する場として、模擬販売会が企画されています。この販売会は、10月8日に名古屋市立常磐小学校で開催され、保護者向けに実施されます。模擬販売会では、子どもたちが自分たちが考案したお弁当を実際に販売します。販売準備の一環として、タカシマヤの社員が接客の基本や礼儀作法についても講義を行い、実践的な体験を提供します。
美味しさ満点のお弁当
子どもたちが発表したアイデアの中から選ばれたのは、東海三県の特産物をふんだんに使用した「東海地方よくばりトッキ―弁当」。このお弁当は、三重県の名物トンテキ、岐阜県の飛騨牛コロッケ、愛知県のエビフライや天むす、さらに名古屋コーチンの唐揚げを贅沢に盛り込んでおり、地域の食材を存分に楽しむことができます。商品名は、児童からの投票で決定されたとのこと。
展示会も開催
また、子どもたちが考えた32種類のお弁当案は、10月9日から22日までの期間に、名古屋タカシマヤの地下1階惣菜売り場にて展示されます。お子さんたちの独創的なアイデアをぜひ見に来てほしいです。展示では、弁当のビジュアルを通じて、東海地方の食材への理解を深めることも期待されています。
この取り組みは、地域の食文化の魅力を再発見するだけでなく、子どもたちにとって貴重な経験を提供する貴重な試みです。実際の販売や展示を通じて、名古屋タカシマヤと地域の学校がどのように未来を創造していくのか、今後の展開にも大いに注目が集まります。