フェムテックの未来を担う篠田麻里子と及川美紀
2025年2月21日に開催された『第3回JAPAN FEMTECH SUMMIT 2025』において、俳優の篠田麻里子さんとポーラ前社長の及川美紀さんが、JAPAN FEMTECH SUMMIT AWARD 2025を受賞しました。これは、フェムテックの促進に大きく貢献したことを讃えるもので、両者の活躍は多くの女性にとっての希望の光ともいえるでしょう。
一般社団法人日本フェムテック協会の代表理事である山田奈央子氏と関口由紀氏は、この受賞により、各々の取り組みが「ワーク・ライフ・ホルモンバランス®」を通じて社会に貢献するものであることを強調しました。特に篠田さんは、俳優業やモデル業の傍ら、フェムテック協会認定資格2級に合格し、女性の健康に関する知識を深める努力を重ねています。
篠田麻里子さんの活躍と心意気
篠田麻里子さんは、1986年に福岡県で生まれ、2006年からAKB48の人気メンバーとして知られるようになりました。卒業後は女優やモデルとして幅広く活動し、多くのドラマや映画に出演しています。最近では、自身のプロデュースにより、オーガニックコスメブランド「yokayo」を展開。2024年度サステナブルコスメアワードにて地方創生部門の審査員賞を受賞するなど、その幅広い活動が評価されています。
受賞の背景には、出産後にホルモンバランスに悩む中で、フェムケアを実践し、それを通じて得た経験を基に他の女性たちの勇気を引き出そうとする姿勢があります。彼女は、「自分の心と体と向き合い、一日一日を大切に過ごしていきたい」と述べ、様々な挑戦に挑むことへの意欲を示しました。
及川美紀さんの業績と影響
受賞したもう一人、及川美紀さんは、株式会社ポーラの前社長として知られています。彼女は1991年にポーラに入社し、様々なキャリアを経て2020年から2024年まで同社の初の女性社長を務めました。及川さんのキャリアは、妊娠や出産を経ながらも続けられ、多くの女性のロールモデルとなります。
ポーラ在任中には、業界に先駆けてフェムケアプロジェクトを立ち上げ、女性の健康や生き方に関する啓発活動に尽力しました。このような取り組みが評価され、受賞に繋がったのです。及川さんも受賞コメントの中で、ポーラの活動が認められたことに対して感謝の意を表し、仕事への情熱を語りました。
フェムテックの重要性と未来への展望
『JAPAN FEMTECH SUMMIT 2025』の開催は、フェムテックに対する理解を深めるための重要な機会であり、今後も多くの人々がこの分野に関心を持つことでしょう。フェムテック協会は、女性が直面する健康問題を解決するためには、教育とサポートが不可欠であると考え、様々な活動を展開しています。
今後も、このような受賞を通じて、篠田さんや及川さんのような女性たちが、より多くの人々のウェルビーイングに寄与することが期待されます。彼女たちの活躍は、これからの世代の女性たちにとっての希望の源となるでしょう。
日本フェムテック協会では、フェムテックに関する認定資格やセミナーなど、女性が自分自身の健康について知識を深め、社会で活躍するための場を提供しています。この取り組みを通じて、女性たちが自分らしく生きることができる社会の実現を目指しています。
更なる詳細は、
日本フェムテック協会の公式サイトをご覧ください。